リアルタイムで速報を追っていて驚いたのですが、
マジック1まで順調に減らしていたソフトバンクホークスをかわして、オリックスバファローズが大逆転での優勝!
マジック1でしたからね。
ソフトバンクは勝つか引き分けで無条件の優勝。
つまり、オリックスからすれば、ソフトバンクが負けて、オリックスが勝つというシナリオしか優勝はありません。
ソフトバンクは、一つ前の試合でもマジック1でしたが、延長でのサヨナラ負け。
気を取り直しての最終戦も、中盤までは優位に試合を進めていましたからね。
さらに、オリックスは中盤まで負けていました。
こりゃ決まったかと思いきや、そこからのドラマです。
ソフトバンク戦は、対戦相手であるロッテ期待の和製大砲である山口が逆転スリーランホームラン!
この一発で大きく流れが変わりました!
打たれた投手・泉の泣き崩れる姿は痛々しかったです。
そして、ソフトバンクにとっての悪夢はこれで終わりません。
オリックスの方は、劣勢から福田周平の逆転タイムリーで試合をひっくり返します。
そのままゲームは終了し、オリックスが最終戦で大逆転となり、ペナント連覇を掴み取りました!
ここまで緊迫したペナントレースは珍しいですね!
いずれにしてもプロ野球史に伝説の1ページを加えました。
これでペナントは2年連続でヤクルトとオリックスが制することになりました。
ともに、2年連続での最下位から連覇!
もちろん史上初のことです。
クライマックスシリーズがありますから、まだまだどうなるかはわかりませんが、昨年は日本シリーズで熱い戦いを繰り広げた両者ですからね。
今年も勝ち上がれば、面白い勝負を見せてくれそうです。
そして、ヤクルトはといえば、村上の欠場ですかね。
首位打者争いを考えて、調子の上がらない村上は阪神との最終戦を欠場。
一悶着あった矢野監督との最終戦。
延長までもつれるも、村上の出場は無し。
現地のファンは残念だったことでしょう。
しかし、これもまたプロ野球なのでしょうね。
タイトル獲得が人生を大きく左右することもあります。
特に、令和初の史上最年少での三冠王となれば、その重みは違います。
球団としても、最大限にバックアップした、と、そういうことなのでしょう。
高津監督は、村上に三冠王を取らせたいと明言。
ライバルの大島は最終戦で、振るわない結果となり、1試合を残した村上の打率を超えることはできませんでした。
この結果を持って、村上は三冠王がほぼ確定。
最後はホームランを打って、日本人シーズン最多となる56号での三冠王を獲得してほしいですね!
スワローズにとっては、日本一連覇を懸けた戦いが始まります。
ポストシーズンに向けて、村上の活躍で勢いをつけたいです!