ヤクルト2-0西武
現地に参戦してきました!
久々のビジター!久々のベルーナドーム!
少なくとも5年以上は来ていなかったと思います!
昔はマットライフドームだったか、まだ西武ドームだったか、その記憶も曖昧です。
昔の印象とはだいぶ変わりました。
もっと空いていた印象があったのですけどね。
超満員でした。
試合の方は、どちらも決め手を欠く展開ですが、西武の方が得点の匂いはしませんでしたね。
スワローズも辛うじて中村と山田のタイムリーで得点をするも、残塁は目立ちました。
なんとも、まぁ弱いチーム同士の戦いというと失礼ですが、そんな試合でした。
現役最年長の43歳・石川雅規は、6回途中を粘り強く投げて無失点!
老獪なピッチングで、若い西武打線を手玉に取りました。
100km台のカーブが効果的でしたね。
ストレートは130kmくらいですが、往年の星野伸之のように球速差を武器にストレートで空振りをとっていましたからね。
「まだまだやれる」
そう印象づけるのに充分な投球でした。
そして、何度もチャンスを潰すもどかしい展開ながらも、なんとかタイムリーで2点を挙げたスワローズが、石川、大西、星、清水、田口で無失点リレーで勝利!
この日の投手陣は、ほとんど危なげなかったです!
特に星は良かった!
155kmのストレートに140km台のフォーク!
このスペックで簡単に打たれるわけはないのですよね。
西武の方は、慣れない軟投派左腕の石川にかなり苦戦していましたね。
それにしても、山川、森友哉と主軸が二人も抜けたら流石に厳しいか。
4番を務めた渡辺もまだまだ売り出し中の選手ですし、山賊打線で鳴らした西武とは思えないくらい長打の匂いのしない試合でした。
逆にスワローズも大概なのですけどね。
山田、村上、サンタナ、オスナといて、チャンスをとことん逃していましたからね。
8回までは1点を先制してから全く点の入らない苦しい展開でした。
本当にどうしてしまったのでしょうね。
12連敗から4連勝をして、また3連敗と波に乗れません。
現地に参戦して勝利を掴んだのに、なんだかスカッとしないのですよね。
あまり次につながるような爽快さがありませんでした。
何はともあれ、石川雅規は、これで185勝!
200勝の金字塔に向けて、また一つ数字を伸ばしました!
こういう投球を続けられるのであれば、相手が対応するまでは抑えられます。
5,6回を2失点までに抑えることができれば、ローテの谷間としては悪くないですし、良い時は無失点にも抑えられますからね。
あと3年ほど一線で現役を続けることができれば、200勝も充分に見えてきますね!
さてさて、今年の交流戦は大混戦。
首位から最下位まで12球団が1.5ゲーム差でひしめいています。
どの球団にも優勝の可能性があるので、面白いと言えば面白いのですが、おそらく今のスワローズでは厳しいでしょうね。
残りのカードはソフトバンクとオリックスの二強ですし、なんとかセ・リーグの中で最下位にならないようにできれば御の字でしょうか。
石川の勝利で、チーム状況を上向きにしたいですね。