ヤクルト0-1オリックス
スワローズの方がチャンスを作った回数は多かったのですけどね。
オリックスリリーフ陣の粘りの前に完封です。
平気で160km近くの球をバンバン投げていましたね。
恐ろしいリリーフ陣です。
山﨑颯一郎は、昨年の日本シリーズでも先発で当たったと思いますが、あまり印象はなかったのですよね。
だけれども、こんなに凄い投手だったとは!
2イニングを圧巻のピッチングでした。
そして、宇多川はドラフトの時に上位評価だったにも関わらず「なぜ育成?」と話題になった投手です。
育成から這い上がり、大舞台での素晴らしいピッチング!
あのフォークがコースに決まったら打てませんね。
共にドラフトでは下位だった2人です。
もはや順位は関係ありませんね。
負けたので、相手のことを褒めてばかりの出だしになりましたが、スワローズも良い試合をしていました。
しかし、再三のチャンスを作るも一打が出ず。
本当に紙一重のシーンばかりでした。
石川は粘り強く1失点で抑えましたし、木澤も2イニングをよく投げました。
今野も3つの四球を出しながらも、丁寧にコースを突いていましたからね。
結果として無失点でしたから、悪くないピッチングでした。
打つ方は、やはり山田ですね。
昨日の復活がウソのように沈黙。
3番の山田がこれでは厳しいです。
山田を1番に固定して、2番には好調の丸山を置き、クリンナップは、塩見、村上、オスナとした方が良いと思うのですけどね。
後ろは守備での交換が大きいので、ある程度は仕方がありませんが、日本シリーズで中村と長岡があまりにも打てないのですよね。
サンタナも簡単に三振して打つ気配がありませんし、これならギブレハンの方が良いかもしれませんね。
そのあたりを考慮すると、上位で固め打って得点するしかありません。
短期決戦は、調子の良い選手を使わないと、すぐに終わってしまいますからね。
今は丸山が良い働きをしています。
彼を上位に持ってきて欲しいです。
しかし、敗戦したものの収穫はありました。
勝ちパターンの石山、清水が休めましたね。
それに山﨑颯一郎は2イニング投げたから、次戦は出てこないでしょう。
さて、次の5戦目の先発は田嶋-山下です。
ルーキーの山下はかなり未知数ですね。
クライマックスシリーズも結局投げる機会がありませんでしたので、日本シリーズでぶっつけ本番となります。
対する田嶋は、本来先発3番手となる、実績ある投手ですからね。
下馬評では、分が悪いと言えるでしょう。
ただ、未知数ということは、ハマる可能性もあるということです。
シーズンでは、好投を見せましたからね。
石川とはまた大きくタイプの違う左腕です。
オリックス打線からしたら、3戦目のの高橋奎二から、石川、山下とタイプの違う左腕が続くのは嫌でしょう。
チャンスは十分にあります!
次はしっかりと点を取って、日本一に王手をかけて神宮に戻りたいですね!
山下!頼む!