先日の投稿で1826日連続更新を達成した。
これで私は5年間毎日ブログを更新したことになる。
この5年間で、私の人生は一変した。
精神的にも肉体的にも、一度ずつ死にかけた先に私が挑戦を始めたこと。
その一つがブログを毎日更新するということだった。
それから私は、雨の日も風の日も、体調のすぐれない時も、元気な時も、時には旅先でも仕事中でも、毎日ブログを更新してきた。
そして、たどり着いた今がある。
5年前と比較すると生活は大きく変わった。
ブログのあり方も大きく変わった。
生きることに必死だった始まりの頃は、ある種の生きる証を残したい、そんな希望もあったのかもしれない。
その日の感情をキャンバスに書き殴るかのように、私は毎日ブログを書き続けた。
そして、書き続ける中で、それがいつしかライフワークへと変わっていった。
とにかくアウトプットし続ける。
感情を、出来事を、私の中にあるものを、
とにかくアウトプットし続ける。
それが目的に変わっていった。
やがて、ブログを更新することが当たり前になる。
歯磨きのように「やることが当たり前だから」という理由で毎日更新を続ける。
書き続けることで、どこかにたどり着くという期待は、いつからか無くなっていった。
村上春樹さんが『回転木馬のデットヒート』の中で綴られていた。
「書かずにはいられないから書く。書くことでどこかにたどり着くということはない。ただ書かずにはいられないから書き続けている。それだけなのだ。」
書き続けることで、この言葉を実感する。
私はただ、書かずにはいられないから書いている。
もちろん、毎日ブログを更新し続けるためには、意図して書くつもりのない記事を書くことで、連続更新を繋いだこともあった。
だけれども、私にとってのブログは、なぜか自然とそこにあるものなのだ。
アフェリエイトで稼ぐことは難しくなり、世間的にはどんどん低迷していくブログという存在。
はてなブロガーも5年前と比べたら大きく減っている印象だ。
それでも、私は書き続ける。
そこに理屈はない。
ただ、書き続ける敷かないから書き続ける。
どこかで意図せず連続更新が途切れてしまうまでは、おそらく私は書き続けるのだろう。
自らの意思で書いているようで、
自らの意思で書いているわけではない。
私にとってのブログは、そういうものなのだ。
いつもご覧いただき、スターやブックマーク、
時にはコメントまでいただき、ありがとうございます。
気が向いたら、引き続きお付き合いください。