「水曜日のダウンタウン」をみていて「この番組はヤバいな」と思った。
マミー酒井さんが奥さんの実家に初めて挨拶に行く時に、ヤバい実家を偽装してドッキリをしたり、ミスをしたADをガチで坊主にするドッキリをしたり、ハッキリ言って「笑えない」と思った。
ネタバラシの時に、さすがに酒井さんが苦言を呈していたけれど、「他人の人生の大事な節目にこういうことをするのは良くないんじゃないですかね」
奥さんも同意の上でやっていたが、少なからず同調圧力があったのではないか。
坊主にされた女性ADも、自ら「坊主にしたい」と語らせるシーンを敢えて入れていることから、制作側もこの企画が炎上スレスレだと認識していたことは間違いない。
絵面の痛々しさから、本当に坊主にしたかったのか疑問が残る。
この番組はテーマが面白いと思ってたまに見ていたけれど、いきすぎると嫌悪感を覚える。
途中でチャンネルを変えてしまった。
「仕事だから仕方がない」
そうやって自らの人生を削る働き方が嫌悪される時代だ。
しかし、少なからずそうせざるを得ない風潮は残る。
本当は望んでいなかったとしても、周りの空気でそれをやらざるを得ない状況に追い込まれる。
そういうことは、私も経験している。
「はしご酒」や「まつもtoなかい」のようなトーク系の番組は、人間味があるから見たいと思う。
しかし、人間を軽視するような番組は、個人的に好きになれない。
久しぶりにバラエティを見ていて「引いた」ので、記事にしてみた。
