よくできた歌詞だ。
劣等感を愛そうと必死な様がとてもリアル。
いくら自分のことを嫌いだとしても、
自分のままで生きていくしかない。
「自己愛」は生きるために大切なもの。
だけれども、それをあからさまに表現すると多くの場合、反感を買う。
何とも生きにくい世の中だ。
私は私のことが嫌い。
だけれども本当は好き。
自分のことを愛したいと願う。
理想と現実のギャップに悶え苦しむ。
誰もが通るリアルな人間模様が、
とても切実に描かれている。
「神様が左利きだったら良いのに」
鳥肌の立つ表現だ。
最近の曲はよくできているな。
そう思えるくらいによくできた、
名曲と言えるだろう。
Ado『ギラギラ』