「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

やる気を継続させるための秘策「ヘルパーズハイ」について

f:id:tureture30:20210907065112j:image

 

誰かの役に立つことで、

自分が肯定されたような気持ちになる。

 

誰かの役に立つことで、

自分がこの世界にいてもいいんだと思える。

 

結局は人とのつながりの中で「居場所」を確保する。

自分が誰かの「居場所」になることで、

自己肯定感を高める生き物が人間なのだ。

 

だから「ヘルパーズハイ」

誰かの役に立てた時に気分は高揚する。

 

その積み重ねの中で確保した「居場所」

それがあるから人は生きられるのだ。

 

リアルでもオンラインでも効果はさほど変わらない。

 

「どこかに居場所がある」というだけで、

それが心の安らぎに変わるのだ。

 

面白い記事を読んだ。

 

ボランティア活動を行う人ほどうつ病の発症率が低く、日常的に親切を心がけている人ほど、幸福度が高いらしい。

 

親切は生きる活力を生み出す。

記事ではこれを「ヘルパーズハイ」と呼んでいた。

 

要は、人を助けることは相手のためだけでなく、

自分のためにもなるということ、

 

少し前に流行った「GIVER(与える人)」にも通じる。

 

「TAKER(受け取る人)」の立場を取り、与えるよりも受け取ることばかりを考えている人よりも、「GIVER(与える人)」の元には信頼が集まり、長い目で見れば成功しやすいという考え方、

 

「教えられる人」よりも「教える人」の方が理解が深まり成長できるなんて考え方もある。

 

世の中は「人に優しく」という方向に進んでいるのだ。

 

損をしないことばかりに躍起になってさ。

少しばかりの利益のために手を汚してさ。

 

そういう安易なことばかりが癖になってしまったら、

自分で自分のことを嫌いになってしまう。

 

それが何よりの損失だ。

 

一人で生きていくにしたって、切っても切ることのできない相棒が「自分」なのだ。

 

だからまともな思考の持ち主であれば、

「人を助けること」に喜びを感じるはず、

 

そして「助けてもらった」ならば、

そこに感謝が生まれるはず、

 

そうやって輪は広がっていく。

「助け合いの輪」は広がっていくんじゃないかな。

 

お互いがお互いを助けることで幸せを感じて生きていく。

 

素直になれさえすれば、

きっとそういう世の中に進んでいくのだろう。

 

「自分だけが得をしようとするのは悪」

 

法的に問題なかったとしても、

それが叩かれるような世の中だ。

 

同調圧力」が強すぎるのも問題だから、

構えずに自然体で、利害なんか関係なく、

親切の方向へと瞬時に動き出せるような、

そんな自分でありたい。

 

「ヘルパーズハイ」

 

ここまで書いてなんだけど、

「得をするから親切にする」では本末転倒、

 

「自然と親切な行動を取れるから信頼が集まる」のだ。

そこを履き違えてはならない。