「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「自分の市場価値をあげる」ということ

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今いる環境でだけ通用しても仕方がない。

雇用の流動性が高まる時代だ。

ある調査によると、今後30年間で生き残る会社は、5000社に1社だという。

そうなると、今いる会社が安泰ということはなくなる。リスクヘッジを意識する必要があるのだ。

 

「求められる役割」だけをこなしていても、市場価値は上がりにくい。

「市場に求められるスキル」を意識して仕事に取り組む必要がある。

逆に言えば、どこの会社でも求められるスキルさえ身につけていれば、年を取っても引く手数多となる。

 

「誰でも身につけられるスキル」では代替可能だ。

そうなると「経験」がものを言う。

市場から求められるが、他の人があまり経験していない仕事を多く経験していれば、その経験を元にしたノウハウで稼ぐことができるのだ。

 

自分の未来は、自分で切り拓かなければならない時代。

積極的に多くの経験を手に入れて、それをノウハウとして体系化することがリスクヘッジだ。

 

副業を許可する会社が増えている。

本業はそこそこにこなしながら、伸ばしたいスキルを自らの意思で身につけてお金に変える。

そういう力があれば、より多くの経験を積むことができる。

体力の持つ限り、馬車馬のように働きながら若いうちに積んだ経験は、その後の財産になるのだ。

 

そして、最終的には「人間性」がものを言う。

人と円滑にコミュニケーションを図るためのスキル。

それを身につけるためのビジネス書が多く存在するが、それも頭打ちだ。

 

ノウハウはフレームワークとして標準化されて、新卒で入社してすぐに叩き込まれるようになる。

そうすると何がものを言うのか。

それが「人間性」ということになる。

 

「一緒に仕事をしたい人」

 

いくら仕事ができたとしても、他人のことを自分の評価を上げるための食い物みたいに扱う人とは、誰だって一緒に働きたくない。

そういう人は、初めは評価されていたとしても、どこかで歪みが生じる。

 

やがて足元から崩れていく。

今は「働きやすさ」を至上命題としてコンプライアンスを過剰に重視される時代。

場合によっては、部下の方が会社に対する発言力が強いケースも増えている。

 

何気ない「指導」が不適切だということになり、それを行なった上司に罰則が及ぶ。

私の会社でもそういうケースがいくつか見られるようになった。

 

日常的に信頼されるような振る舞いをしていることが大事だ。

信頼があれば、同じ言動に対しても相手の捉え方が変わる。

それが自分の身を守ることになるのだ。

 

日常的に「人間性」を繕うことは難しい。

従って、その人本来の持つ「人間性」の価値が高くなる。

 

多くの経験を積みながらも、私は「人間性」を重視したい。

大した能力はない。特別センスがあるわけでも、物覚えがいいわけでもない。

 

ただ、自らと向き合い続けた時間だけは人一倍多い。

人間性

おそらく、それが私に取って一番な武器となるはずだ。