要領を得ない話をする人がいる。
しかし、粘り強く話を聞き、その内容を理解しないと先に進まない場面は多い。
その際には、相手の話を自分なりにまとめて、
それを相手に対して投げかける必要がある。
そこで認識齟齬があれば、それを補うことができるし、自分の中に腹落ちさせることもできる。
たとえ見当違いだとしても、
確認しないまま時ばかり過ぎてしまったら、
状況は悪くなる一方だ。
仕事を依頼されたならば「依頼された時」が勝負だ。
ビジネスには「旬」があり、その「旬」となる期間は短いのだ。
だから、ファーストコンタクトで相手の求める成果に向けての道筋を自分の中で整理することができているか、が鍵となる。
不確定な部分があれば、それを相手に伝えた上で、確認次第連絡する旨を共有して、その時点でできることを全てやり切った上で取り掛かる。
それだけで、業量を圧縮することができるのだ。
今はとにかく忙しい。
工夫をしないと仕事が回らない。
しかし、裏を返すとその環境は、私にとってこれまでの仕事のやり方を見直す機会となっているのかもしれない。
来年は、今よりも仕事が落ち着くはずだ。
業量は変わらなかったとしても、私のスキルが上がって、より効率的に仕事を回すことができるようになる。
労働時間は限られている。
社会的にホワイトであることが企業としての至上命題となり、限られた時間の中で、成果を上げるしかない時代へと進んでいる。
ある意味では、シビアな時代だ。
本質的に「仕事をできる」ということが求められる。
「ホワイトすぎて逆にブラック」
私が最近考えた言葉だ。
ルールでガチガチに固められて、可能な限り業務を標準化して、創造性の入り込む余地のない働き方により、効率化を進めていく。
求められるスキルは単一となり、面白みのない働き方となる。
私も、その単一的なスキルを身につけるために日々時間を費やしているのだろう。
「今はそういう時期」なのだ。
まだまだ私には力が足りない。
力をつけよう。