「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

自分らしさの探求に人生の答えがあるのか

f:id:tureture30:20190702065659j:image

 

ふと思ったこと、


誰かの理想に応えるために、

自分を押し殺して、

それが自分の成長に繋がるって、

そんなことばかりに縛られていたから、


今の答えは、

「自分らしさの探求」


心の声に耳を傾けること、

 

「やりたいこと」と、

「やらなければいけないこと」

それ以外は極力やらない。


そう思って生きている。


だけれどもそれも答えなのか。

そこに対する自信はあまり持てない。


敷かれたレールから外れずに、

歯を食いしばって、

言われた通りに生きること、


そっちの方が、

誰かと達成感を共有できるし、

達成した時の高揚感は得難いもの、


ここ2年くらいだろうか。


「やりたくない」


そう思ったことについては、

手放すことを習慣にしてきた。


だけれども、

言われた通りに歯を食いしばって生きている人の姿を見て、


「自分はそっち側の人間だな」


そう思うことは多い。

そしてその人の充実感にあふれた姿は、

魅力的に映る。


だけれども、

その体力がないのだ。


無理をしないように、

脳が拒否感を示す。

そんな体になってしまった。


バランスを取ることは難しいけれども、

少しずつリミッターを解除してもいいのかもしれない。


命を燃やすこと、

それを忘れてしまったら、

薄味の人生になってしまう。


なんだか、

ふと、そんなことを思った。

 

6月のことを振り返ってみる

f:id:tureture30:20190701065015j:image

 

5月に大きな喪失感に包まれて、

はじめは打ちひしがれていたけれど、

「そうなるのだろうな」って、

ある程度の覚悟はできていたから、

10日も経たないうちに大きく動き出した。


すると不思議なもので、

環境もそっちに引き寄せられていく。


ガチ婚活、


6月だけで6人の恋人候補と会った。


過去に足を引っ張られて進めなかったから、

なかなか気がつかなかったものだけれども、

勇気を出して一つ高いところに登ってみたら、

思ったよりも世界は見晴らしが良かったみたい。


形にこだわっていた。


だけれどもそんなものは壊して、

なりふり構わないで、

がむしゃらに貪欲に出会いを求めてみた。


そうせざるを得なかったから、

そうしないと押しつぶされてしまいそうだったから、


気がついてみると、

私って意外と悪くはないようで、

多くの方に好印象を持ってもらえたみたい。


完全に自信を失っていたものだから、

少し救われた。


貴重な時間を割いてまで会って頂いた、

全ての方に感謝している。

取り持ってくれた方にも、


そうやって出会いを求める中で、

先に進めそうな人と出会えた。

少なくとも私がそれを望む相手と、


一つ扉を開けてみて、

ようやく次の扉に手をかけたところ、


新しい世界は際限なく続いていて、

その扉に手をかけるたびに、

臆病な心との勝負になる。

 

過去は後ろから迫ってくるのだ。

足を引っ張ろうと何度も手を伸ばしてくる。

 

こっちの方が、

「居心地がいいよ」って、

そんな甘い言葉を囁きながら、


そこから逃れるためには、

幸せのシャワーを浴びて、

心の底から満たされるためには、

歩みを止めてはいけないのだ。


いくら居心地がよくたって、

「満たされない」


決して満たされないのだ。


欲しいものを諦めて、

それを得るための苦労から逃げて、

それを持っている人に嫉妬して、


代替物で満たされた気になる。


望んでも手に入らないものはある。

だけれどもそうではない。

それを自分でわかっているから、

どうしたところで満たされない。

 

向き合うしかないのだ。

自分の弱いところと、


臆病に支配されて、

心を手放してはならない。


しっかりと掴んで、

行きたい方向に一緒に連れて行かないと、

心は明後日の方向に逃げ出してしまう。


自分の心を希望に導いてあげる。

それができるのは自分だけ、


安易な方に流されて、

肝心なところで宝をつかみ損ねる。


そんな人生はもう嫌だ。

 

会う日が決まった

f:id:tureture30:20190630083716j:image

 

会う日だけは意地でも決めようと、

しつこいかと思ったけれどもう一度連絡、


私の思い過ごしだったみたいで、

相手も気を使っていたみたい。

すんなりと会う日が決まった。


その日までは気持ちを温めて、

覚悟を伝えるためのシミュレーションをして、

日々を充実させて、


癒しを与えられるように、

一緒にたくさん笑えるように、

将来のことを語り合えるように、


もっと素敵な男にならないといけないな。


男としての自信がなくて、

少しの不安にうろたえて、

優しいだけが取り柄で、


そんなままではいけないな。


普段は尻に敷かれていても、

いざという時は大切な人を守ることができる。

 

その体を、

その心を、

その笑顔を、

 

支えられる。

幸せにできる。

包み込んであげられる。


そんな強さを身に付けたい。


心も体も強くなりたい。

大切な人を幸せにできるくらいには、


付き合うことになったら、

「相手の笑顔を守ることが私の使命」


不器用同士かもしれないけれど、

話し合いさえサボらなければ、

いつも笑顔でいられるはず、


付き合ってもいないのに、

そんな妄想ばかりを膨らませて、

「バカじゃないの」って、

そう言われてしまいそう。


その自由さを奪いたくない。


たくさん頑張って、

たくさん無理をして、

合間を縫って来てくれるはずだから、


だから、

わがままでいい。

自然に笑顔でいてほしい。


一緒に過ごす時間は、

そういう時間にしたい。

 

私はその姿を見ているだけで、

自分がその姿の支えになれているだけで、

幸せな気持ちになれるはずだから、

 

会う日が決まらない

f:id:tureture30:20190629093326j:image

 

お相手は平日休みが多い仕事だから、

なかなかタイミングが合わず、


休日に時間を作ってくれたけれど、

その日は私の都合がつかず、


メッセージのやり取りも、

少し冷めてきた印象で、

本当に会えるのか不安に押しつぶされそう。


このままでは終わりたくないな。

だけれどもアプリでの出会い。

簡単に切られてしまう。


前にも会う約束をしたのに、

店を予約した後によくわからない理由でキャンセルをされて、

そこからは未読スルー、

そういう人がいた。

より条件の良い相手が見つかったのだろうな。


そういう世界、


「それが誠実さ」


そう思ってこの一週間は、

出会いを求めるのはお休みしていたけれど、

再開した方がいいのかな。


距離感が難しい。

距離を縮めたいけれど、

あまり馴れ馴れしいと嫌がる人はいる。


忙しい仕事だから、


気を使って、

相手に合わせられるように、

スケジュールを確認して、

「平日も休みを取るよ」と送ったけれど、

日取りは決まらず、


時を経るごとに、

心の距離も開いていく。


だって、

まだ一度しか会っていないのだもの、


早く心の距離を縮めたい。

会えない時間も安心できるように、

相手のことを信頼できるように、

会って気持ちを確かめたい。


想いは募る。

一方で不安も募る。

 

あなたは余っ程度胸のない方ですね

f:id:tureture30:20190628065231j:image

 

夏目漱石三四郎

行きずりで誘われた女性と一夜を共にするも、

手を出さなかった三四郎に対しての女性の一言、


「私だなぁ」

そう思った。


何度もチャンスは転がっていたのに、

それを掴み損ねて後悔する。


高潔な精神だとか、

誠実さだとか、

そんなものが先行して、


人生には段階があって、

するべき時に経験すべきことを飛び越えてしまうと、

すっぽりと穴が開いてしまう。


その穴に気がつかずに生きていれば問題はない。


「人並みの人生」


それに目を向けた時に、

自分に足りないものが否応なしに牙を剥く。


「自分は経験していない」

 

恋愛も中途半端、

体を重ねた経験はない。


その手の話題になるたびに、

それとなくごまかしては、

虚しさを感じて、


「大きな欠落感」


それを埋めるためにがむしゃらに動いている。

 

愛だの恋だのよりも先に、

そちらが顔を出しているのかもしれない。


そうやって考えすぎて、

また逃げる理由を探している。


私が恋愛できないことは、

自然の摂理なのかもしれない。

物理的に仕方のないことなのだ。


いや、そんなことはない。


出会うべき人がいて、

その人に出会うために、

誠実に覚悟を差し出すために、

こういうシナリオが描かれたのだ。


そんな妄想にしがみついて、

自分を奮い立たせる。


そうしないと、

三四郎の二の舞、


「あなたは余っ程度胸のない方ですね」


二十歳そこそこならば、

綺麗な話にまとまるだろう。


だけれども、

そんなもどかしさを、

この歳になってまで経験したくないな。


いくつもチャンスを逃してきた。

そうやって苦しむのはもうたくさん。

 

24日の不思議

f:id:tureture30:20190627064731j:image

 

少し前から思っていたことだけれど、

不思議と私の転機は月の24日に起こることが多い。


パニック障害の発症も24日、

それを皮切りにここ3年のことだ。


意識しだしたのは3年だけれども、

もしかしたら昔からそうなのかもしれない。


日記を振り返ってみると、

去年の6/24にも大きな転機があった。

病気の手術も24日、


他にも、

出張の日やら、

軽い事故に遭ったり、

仕事のプレゼンの日、

高級焼肉の日、

嫌いなあいつの誕生日から、

一人きりのクリスマスイブまで、


何かと24日に重なる気がする。


そして、

今回の気になるお相手との出会いも24日、


何を言いたいかというと、

「今回の出会いに意味がある」

ということ、


そうやって関連づけて、

気持ちを高めようとしている。


それだけのことかもしれない。


冷静になってしまうと、

踏み込めなくなる。

そうやって何度もチャンスを逃してきた。


私には論理的に考える時間を与えてはいけないのだ。


この2日間だけでも、

会っていた時のたかが2時間ばかりのやりとりを何度も振り返って、

懸念する材料はいくつも出てきた。

そうやって前に進めなくなる。


「会いたい」


その気持ちだけで十分じゃないか。


頭の中で懸念していたって、

生身の相手を目の前にすれば、

きっと吹けば飛ぶようなこと、


頭を悩ませて、

勇気を出さない理由をつけて、

怖がっているだけ、


どんなに傷つくことになったって、

行動しないという結果にだけはしたくない。


「一緒にいると楽しい」


一緒にいたい理由なんて、

それだけで十分じゃないか。


だからどうか、

私に余計なことを考える時間を与えないでおくれ。


生粋のネガティブ、

これでは相手ができないわけだ。


そんな私を「馬鹿じゃない?」って、

軽くあしらって、

手を引っ張ってくれないかな。


そんなことを考える情けない男、


私の気持ちが真っ直ぐなままでいられるように、

どうか私の心から不安や恐れを叩き出してください。


幸せになりたい。

あの子と一緒に、

 

今の気持ちを書き留める以上に大事なことはない

f:id:tureture30:20190626065839j:image

 

一昨日のことが起こるまでは、

ストックしている記事の投稿順を考えて、

違う記事を投稿しようと思っていたけれど、

そんなことはどうでもいい。


今の気持ちを書き留める以上に、

大事なことはない。


「私と世界との関わり方」


それが大きく変わる可能性を秘めた出来事、


世界の見え方が変わる。

それも一瞬で、


まだこの気持ちの正体はわからないけれども、

あの子のことばかりを考えている。


風のように去って行った。

大変なものを奪って、


「それは私の心です」

「ルパン逮捕だー!」


名作『カリオストロの城

そんなワンシーンが頭をよぎる。


思えば彼女とは映画の話で繋がった。

私の好きな映画を彼女も好きで、

私の印象に残っていた映画を彼女が最近見ていて、


そんな彼女と映画を観に行くことになりそう。

あちらからの提案で、

 

これまでのお試しとは違って、

立派な「おデート」というやつだ。


最低限はするけれども、

うまくエスコートなんて考える必要はない。

一緒にいるだけで楽しく過ごせそうだから、


まだ病気のことは話していないし、

聞きたいこともたくさんある。


先のことはわからないけれども、

私はとても「会いたい」と思っている。

そして日に日に思いを募らせている。


「辛い思いはもうたくさん」


そうやって予防線を張りたがる、

そんな気持ちをを押しのけて、

ただただ思いは募る。


傷つくことなんて恐れなくていい。

 

そんなことはそうなってから考えて、

今はこの気持ちに満たされて、

日常に彩りを添えるのだ。


難しいことはわからない。

先のことはわからない。


だけれども、

「会いたい」と思う。

その気持ちは確かなもの、


我思う、ゆえに我あり

ではないけれど、


これほど確かなものって、

世の中に一体どれだけあるだろう。


手を振りながら別れた、

その瞬間から、

次に会える瞬間まで想いを馳せる。


その時間もまた味わい難いもの、

今はじっくりと楽しむことにしよう。