「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

6月のことを振り返ってみる

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5月に大きな喪失感に包まれて、

はじめは打ちひしがれていたけれど、

「そうなるのだろうな」って、

ある程度の覚悟はできていたから、

10日も経たないうちに大きく動き出した。


すると不思議なもので、

環境もそっちに引き寄せられていく。


ガチ婚活、


6月だけで6人の恋人候補と会った。


過去に足を引っ張られて進めなかったから、

なかなか気がつかなかったものだけれども、

勇気を出して一つ高いところに登ってみたら、

思ったよりも世界は見晴らしが良かったみたい。


形にこだわっていた。


だけれどもそんなものは壊して、

なりふり構わないで、

がむしゃらに貪欲に出会いを求めてみた。


そうせざるを得なかったから、

そうしないと押しつぶされてしまいそうだったから、


気がついてみると、

私って意外と悪くはないようで、

多くの方に好印象を持ってもらえたみたい。


完全に自信を失っていたものだから、

少し救われた。


貴重な時間を割いてまで会って頂いた、

全ての方に感謝している。

取り持ってくれた方にも、


そうやって出会いを求める中で、

先に進めそうな人と出会えた。

少なくとも私がそれを望む相手と、


一つ扉を開けてみて、

ようやく次の扉に手をかけたところ、


新しい世界は際限なく続いていて、

その扉に手をかけるたびに、

臆病な心との勝負になる。

 

過去は後ろから迫ってくるのだ。

足を引っ張ろうと何度も手を伸ばしてくる。

 

こっちの方が、

「居心地がいいよ」って、

そんな甘い言葉を囁きながら、


そこから逃れるためには、

幸せのシャワーを浴びて、

心の底から満たされるためには、

歩みを止めてはいけないのだ。


いくら居心地がよくたって、

「満たされない」


決して満たされないのだ。


欲しいものを諦めて、

それを得るための苦労から逃げて、

それを持っている人に嫉妬して、


代替物で満たされた気になる。


望んでも手に入らないものはある。

だけれどもそうではない。

それを自分でわかっているから、

どうしたところで満たされない。

 

向き合うしかないのだ。

自分の弱いところと、


臆病に支配されて、

心を手放してはならない。


しっかりと掴んで、

行きたい方向に一緒に連れて行かないと、

心は明後日の方向に逃げ出してしまう。


自分の心を希望に導いてあげる。

それができるのは自分だけ、


安易な方に流されて、

肝心なところで宝をつかみ損ねる。


そんな人生はもう嫌だ。