自分たちのサッカーとはなんだったのか。
そこに監督であるハリルホジッチを含まないのであれば、
それぞれが個に執着しているだけ、
チームではなかったということでしょう。
相撲にしてもそうですが、
協会に男気がなさすぎる。
会員の多くは元一流のアスリート、
一線から離れてしまうと、
こんなにも精神が薄れてしまうものなのでしょうか。
己を飾るために過去の栄光を盾にした時、
周りの誰かを犠牲にして保身に走った時、
人としての成長が止まるばかりか、
後退していくものなのですね。
協会がハリルホジッチという個性を受け入れられなかったこと、
ハリルホジッチが選手の個性を活かしきれなかったこと、
今回の騒動はこの辺りが原因でしょうか。
若者が空気を読める時代、
協調性という名のおまじないの元、
足並み揃えることばかりが、
美化されていますが、
個性を育てなければ、
生の実感を味わうことは、
難しいのかもしれません。
かと言って、
マイノリティであることに
誇りを持つことは本末転倒です。
さらに情報が溢れる時代では、
個性と思っていたものが、
明日にはステレオタイプになりかねない。
自分らしさとは難しいものですね。
いくつになってもどのような立場でも、
挑戦する気概を忘れることなく、
常にやるべきことをやり、
今を生き続けたいものです。