「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

YOASOBI『群青』の歌詞がとてもいいという話

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何度か書いたけれど、

私は「夜行性」を自称していて、

推しは「ヨルシカ」だ。

 

だけれどもメディア露出が増えたからだろうか。

最近は「YOASOBI」を聞くことが増えた。

 

中でもこの『群青』はとてもいい。

私の解釈では「自分になる」という曲だ。

 

好きなものを好きだという

怖くて仕方ないけど

本当の自分

出会えた気がしたんだ 

 

周りに合わせてばかりで、

波風立たせないことが美徳とされる時代、

「いいね」を送りあうことで自分を守っているのだ。 

 

だから、

「自分の意見を自信をもって主張する」

そのハードルは上がる一方だ。

 

思っていることがあるけれど、

どう思われるかわからない。

 

やりたいことがあるけれど、

「おかしい」と思われるかもしれない。

 

社会の求める「多様性」というものは、

あくまでも「同調圧力を受け入れた先」にあるもの、

 

みんながみんな、

その境界線を推し量りながら、

その内側でだけ、

個性を発揮することを目指している。

 

だけれども、

あなたはどう感じているの?

そして何がしたいの?

 

周りは関係ないんだよ。

本当の声を聞かせてよ。

あなたの「本当の声」をさ。

 

自信がないのは当たり前、

はじめの一歩は誰だって、

怯えながら踏み出すんだ。

 

難しいことは考えなくていいから、

さあ、踏み出してごらんよ。

「自分になる」ための一歩をさ。

 

「爽快感」のあるメロディーに乗せられた、

そんな「痛快」な歌詞、

 

誰から指示されるでもない。

誰に決められるでもない。

 

自分の頭で考えて、

自分の足で稼ぐ。

自分の「行動規範」を打ち立てる。

 

それが「自分になる」ということだから、

 

批判を真正面から受けとめて、

日々アップデートし続けて、

 

「自分で在り続ける」のだ。

 

「自分になったら終わり」ではない。

理想なんてものは変わり続けるのだ。

 

「自分で在り続ける」という、

過酷な作業を死ぬまで続けた先に、

本当に満足できる、

後悔のない人生があるのかもしれない。

 

だからさ。

一歩を踏み出してよ。

怖がらないでさ。

 

そう背中を押してくれるような曲だ。

 

『群青』

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