愛が育まれてしまったら、
それを代替することは難しいけれども、
愛情を注ぐための器ならば代わりは効くのかもしれない。
気になる異性がいるけれどもうまくいかない。
それでもまた別の異性に好意を寄せる。
いくばくかの時間は必要かもしれないけれども、
人はそうやって心の置き場所を作っていく。
ご都合主義、
そうかもしれない。
でも一途を気取って
いつまでも何かに固執するよりはマシだろう。
変わらないものに美徳はある。
ただ変わる勇気も美しい。
今いる場所で、
手持ちのもので、
幸せを紡ぎたい。
自分を大事にするために、
自分を許してあげるために、
自分にとっての自分だけは、
何をどうしたって代替できないのだから、