「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

対面で食事をする時だけ話が盛り上がらない

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気になるお相手とのこと、

 

気になるほどではないのだけれども、

なぜか対面で座って食事をしている時だけ、

沈黙が流れる瞬間がある。

 

話題を探して取り繕う繰り返しだ。

 

隣り同士で並んで買い物をしたり、

街を歩いている分にはそういうことはない。

 

同じ景色を見て、

同じようなことを感じて、

「育ってきた環境が近いのだな。好き嫌いがあまり否めなくないのだな」

そう感じるくらいだ。

 

対面なのが緊張感を与えるのか。

食事だからなのか。

 

それはわからないけれど、

メッセージをやり取りする限り、

お相手はあまり気にしていないみたいだ。

 

Mr.Childrensign

 

ありふれた時間が愛しく思えたら、

それは「愛の仕業」と小さく笑った。

君が見せる仕草

僕に向けられているサイン

もう何一つ見落とさない

そんなことを考えている

 

私がサインを見逃すまいと、

躍起になっているだけなのかな。

 

隣で歩いているときに目は合うし、

少し攻めたメッセージを送ってみると、

お相手も私との関係が進むことを望んでいる節はある。

 

「あまり掴みどころがない」

 

私もよく言われるのだけれども、

そういうところが似ているのかな。

 

徐々に距離が縮まっていることは感じるのだけれども、

お互いが不器用すぎて、

懐に入り込むことができないのかな。

 

出会ってからの期間はまだまだ浅いのだけれども、

出会う回数は重なっていく。

それを気にしているのは私だけなのかな。

 

「我を押し付けないところ」

 

そこが魅力だと思っていたけれど、

言語化できないこだわりはたくさんあるようだ。

 

「値踏み」されているような感覚がない。

そう感じるお相手だ。

 

だけれども今は、

私の方が「値踏み」をしているのかな。

 

なんとも不誠実だと思いながらも、

私はこの関係を続けたいと思っている。

 

その気持ちの源泉が果たして、

本当に誠実なものなのか。

どうにも測りかねている。

 

心が通じるまでには、

もう少し時間がかかるのかな。