「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

前澤友作さんに学ぶ女性にモテるためのテクニック

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「お金を持っていれば自然とモテる」

それでは元も子もない。

 

「自分にはない相手の長所に対するリスペクトをしつこいくらいに伝える」

それが前澤友作さんの気になる女性に対するアプローチ方法とのことだ。

 

いわば女性を惹きつけるためのテクニック、

そういうことになるだろう。

 

前提として、相手からも自分が一定リスペクトされている必要がある。

そうでなければ、いくらリスペクトを伝えたところで、ただのファンで終わってしまう。

 

どんなに自立しているように見えたとしても、

人は自分の立ち位置に不安を感じながら生きている。

 

だから、自分が一目置く相手から、自分の立ち位置を肯定されるような言葉を浴びせられたら、それだけで自尊心は満たされる。

 

相手に「居心地の良さ」を提供するためのテクニックとして、とても理に適ったものだと感じる。

 

私は素直に相手を褒めるタイプだ。

男女問わず、「すごい」と思ったことは「すごいですね!」と相手に伝える。

しかし、納得いかないことに対しては、言葉に出さなくても態度に表れてしまうのだろう。

 

わかりやすい単純な人間なのだ。

 

だから、自分が心から尊敬できるような相手じゃないと、あまりリスペクトが伝わらないのかもしれない。

 

オンラインでのつながりが増えた昨今だ。

これをテクニックとして使うことは可能かもしれない。

私がまだ20代で、恋愛を楽しむ余裕がある時期ならば、大いに活用すれば良かったのかもしれない。

 

だけれども、今の私が求める恋愛は、

将来へと繋がるものなのだ。

 

そのとき限り、相手をその気にさせて関係を結ぶ。

その繰り返しの中で、経験値を自分に積み重ねると共に、自らに箔をつけることはできるのだろう。

 

しかし、搾取した相手の気持ちに対する責任は取らなくてもいいのだろうか。

そんなことばかり考えてしまう。

 

容姿に対するリスペクト、

別に悪いことではないのだろうけれど、

容姿は時と共に変わっていく。

 

変わった容姿の相手に対してリスペクトを抱き続けることができないのであれば、

それはその場限りのリスペクトとなる。

 

「心の底から尊敬できる相手」

 

恋は盲目と言われるように、相手の容姿にばかりリスペクトの目が向いているうちは、相手のことを自分を飾るための道具としか思っていないのかもしれない。

 

そして、リスペクトをテクニックと考えているうちは、相手に対する敬意なんてものは存在しない。

 

誰にだって尊敬できるところはある。

それを飛躍させて相手をその気にさせることは可能なのだ。

 

しかし、自分は自分の真意に気付いている。

自分が相手に対して、心からの敬意を抱いているのか。

 

男からすれば、判断基準は簡単だ。

相手の心を求めているのか。それとも体を求めているのか。

 

だから私はこの前澤友作さんの唱えるテクニックを、一面では教訓として、一面では反面教師としたいと思う。

 

心からのリスペクトを言葉にして相手に伝えることは、おそらく関係を深める上でとても重要なことだ。

しかし、それをテクニックにしてしまったら、途端に陳腐なものに変わってしまう。

 

気持ちを言葉にしなければ、関係は先に進まない。

それは確かなことだ。

そして、その役割はいつだって男の側に突きつけられている。

 

私は今、心からの尊敬を持って、

相手と先に進みたいと思っているのだろうか。