「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

入籍しました。

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先日入籍しました。

たくさんの苦しみを経て辿り着いた今。

それをとても実感します。

 

長い長いトンネルを抜けた先。

出口が見えてからの私たちの旅路は、

とても短いものでした。

 

過ごす時間が増えれば増えるほどに、

私は妻のことを愛おしく思います。

 

まだまだボーナス期間なのかもしれませんね。

お互いがお互いのことを「異性」として大事に思っていることは、私たちの態度を見れば、周りからは一目瞭然でしょう。

それくらい私たちは仲睦まじく過ごしています。

 

この関係がいつまで続くのかはさておき、

今のところは相思相愛で、

私たちは一つのゴールへと辿り着きました。

 

さて、皆様が気になっているところかと思いますが、私は「婚前交渉」を経て入籍に至ったのか。

 

その答えは「NO」です。

 

「どんなギャンブルだ」とのご意見もあるかと思いますが、私たちの「体の相性」が良いことは、一緒に過ごす中でたくさんの根拠によって示されていました。

多少の不安はありましたが、その点については、お互いに暗黙の了解という形で進んでいきました。

 

結果として私は「既婚の童貞」という、とても珍しい肩書きを手にしたわけですが、なんとも「私らしい」というのが正直な感想です。

 

私たちはこれから先、夫婦としてどのように歩みを進めていくのか。

「やらなければならないこと」は山ほどあります。

 

それを「楽しみ」に変えて進む妻。

私はその姿を見て、心から尊敬の念を抱きます。

 

私はどちらかといえば「ネガティブちゃん」

そして妻は、根っからの「ポジティブちゃん」

その様子は無責任な楽観ではなく、目の前の課題を「楽しみ切る」という力強さがあります。

 

それに絆されて、私も少しずつ課題に対する向き合い方が変わってきましたのかもしれません。

妻と出会ってからは、「ただこなしていただけのもの」に対して、主体性を見出す機会が増えたように思います。

 

この年になると、価値観を変える機会は限られてきます。

その中で、転職に結婚と、2年連続で大きな転機を迎えられたことは、私がより主体的に人生を歩むための、確かな楔になったのかもしれません。

 

少なくともこれでしばらくは、落ち着がない日々を送ることになるでしょう。

 

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ここ4年間で、私はブログを通して、とことん自分の内面と向き合い続けてきました。

「これでもか」というくらいに、自分の中から言葉を絞り出して文章に変えてきました。

 

その作業は、決して無駄ではなかったのでしょう。

 

結果として私たちの出会いは、偶然の産物に過ぎないのかもしれません。

しかし「私と妻」の両者が、お互いのことを「結婚相手」としてふさわしいと感じられたということは、お互いの精神が「夫」と「妻」に足るものへと成熟したからに他なりません。

 

私の経験から言えることは、「結婚」をしたいと思い、「婚活」を始めたところで、自分自身が「夫」となるに足る精神を身につけていなければ、その先にある「結婚」が、妥協のないものになる可能性は低いということです。

この点については、私の「女性に対する理想の高さ」が、良い方向に働いたのかもしれません。

 

私は妻のことを、心から尊敬しています。

そして、女性として素敵だと思っています。

 

このような方と巡り会い、伴侶として迎えることができたこと。

それを心から嬉しく思うと共に、これまでの苦しみは全て「ここ」に繋がっていたのだと感じます。

 

ある種、自分に対して、そして世の女性たちに対しての皮肉から始まった当ブログですが、ここでそのステージは幕を閉じることになりました。

 

私と「女性たち」との戦いは終わりました。

ここからは、私と「妻」との共闘が始まります。

 

ドラゴンボールの如く「昨日の敵は今日の友」とでも言わんばかりに、私は悟空に対するベジータさんのような、最強の味方を手に入れたのかもしれません。

これからは、妻の人間関係を加えて、今まで以上に周りの方から元気玉の元気を分けていただく人生になるかと思います。

 

いつまでも「感謝」を心の中心に置いて、妻のことを大事に思い続けて、仲睦まじく手を取りながらも、共に同じ方向を見て、力強く生きていきます。

 

まだ「童貞卒業」というメインイベントが残っておりますため、ここからしばらくは、第一幕のロスタイムとなりますが、引き続き、気が向きましたらお付き合いいただければと思います。

 

当ブログを開設して4年半となりました。

そのうち4年余は毎日更新を続けております。

 

その間、多くの方にお読みいただき、

スターやブックマーク、コメントまで残していただき、心から感謝しております。

 

途中で、深く交流を持った多くのブロガーさんたちが、先に「はてなブログ」を去っていきました。

その方たちを含めて、当ブログに興味を持ってくださった全ての方に対して、心より御礼申し上げます。

 

ますを