「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

8月も後半に突入した

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「結婚する」ということは簡単なことではない。

その事を日々、噛み締めている。

 

8月も後半へと突入した。

毎月大きなイベントがあり、その準備に追われている。

それが終わったかと思えば、また次のイベントが待ち構えており、お盆休みも忙しい日々だった。

 

今の私は、それを肯定的に捉えることができているのだろうか。

それは正直なところわからない。

 

それでも逆戻りすることはできないから、ただひたすら前に進むしかない。

その繰り返しの中で、気がつけば落ち着くところまで進んでいるのだろう。

そう信じるしかない。

 

淡々とこなしていく。

私にとって、このイベント群は「やりたいこと」ではなく、「やらなければならないこと」なのだ。

 

では、私のやりたいことは何なのだろう。

「ゆっくりと休みたい」

これ以外に思い浮かばないということは、もしかしたら気持ちの面では末期なのかもしれない。

 

忙しいとはいえ、お盆休みはそれなりに休む時間も確保していたはずだ。

それなのに「休み足りない」と考えている。

 

どこか知らないところに行って、現実から離れて心をリフレッシュする必要があるのだろうか。

今の私はあまりにも「やらなければならないこと」に雁字搦めになっている。

 

彼女のほうも忙しくしている。

それなのに、さらに忙しくしようとしているところは、私と似ているのだろう。

 

「7月は忙しい」と思っていたら、8月になっても今のところそれは変わらない。

そして、9月もそれは変わらない見込みだ。

 

やるべきことが次から次へと出てくる。

少なくとも、年内はそんな感じなのだろう。

今の所、そういう未来が申し訳なさそうに顔を出している。

 

もちろん楽しみなこともある。

だけれども、それよりも大変なことばかりなものだから、相殺どころか負債を抱えているような感覚だ。

 

結婚前後のイベントに身を委ねている間、皆さんはどのような心持なのだろうか。

「楽しくて仕方がない」のだろうか。

それとも、、、

 

私たちは、付き合って間も無く結婚を意識したものだから、恋人同士である時間があまりにも短かったのかもしれない。

それが功を奏して結婚に踏み出せた部分もあるのだろう。

 

しかし、恋人としての絆を結ぶ時間が短かったとかで、お互いに対する気持ちがビジネスライクなものに変わるのが早かったのかもしれない。

お互いにとても気を使い合って、ストレスを溜めながら関係を進めている感覚だ。

 

お互いの「ライフステージを早く進めたい」という利害関係が一致したものだから、私たちはどんどん先へと進んでいる。

そして、間も無く「書類上は」夫婦という関係になる見込みだ。

 

だけれども、私たちは本当にそのための準備ができているのだろうか。

心も体も、夫婦になるための距離にまで近づくことができているのだろうか。

 

わからない。わからない。

私には「今の私の状況」に関して、わからないことだらけだ。

 

彼女は迷いなく進んでいるように見える。

頭よりも先に体が動くタイプ。

その辺りは頼もしく思うと同時に、少し不安にもなる。

 

マリッジブルー

 

女性が陥ることの多い現象なのだと聞くけれど、

どうやら私たちは逆のようだ。

私ばかりが一人でブルーになっているのかもしれない。

 

この状況も予想できたことだ。

私には、私の事を引きずってでも引っ張り回すような、そんな女性がお似合いなのだろう。

そういう相手とではないと、結婚に至ることはなかったはずだ。

 

私の結婚はきっと、このパターンしか成し得なかったのだ。

私はちゃんと、レールの上を走っている。

それが思っていたよりも大変だとしても、前に進むしかない。

 

今は辛抱の時だ。

これから先もそうなのかも知れないけれど。