「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

水曜日のカンパネラ『エジソン』

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昨年大きな話題となった曲。

有線でよく耳にしていたが、詳しくは知らなかった曲だ。

 

先日、ある番組で音楽プロデューサーたちがこぞって太鼓判を押していたことから興味を持ち、改めて聞いてみた。

 

なんとも小気味良く、現代の若者の価値観を代弁した歌詞なのだということがわかる。

 

コスパ重視のカジュアル志向」

 

「努力に努力を重ねた末にたどり着く境地」だとか、

「プロ意識」なんてものは歯牙にも掛けない。

 

楽して、そこそこ稼ぐことができれば良い。

稼げなかったとしても、今が楽しければ、それで良い。

ある意味では、人生を謳歌しているのかもしれない。

 

今の若者たちは、良くも悪くも目立つことをリスクだと捉える傾向が強いらしい。

リスクを取ってまで、成長する動機が薄いからだ。

その反面、目立ちたがり屋は一定数存在する。

二極化はどんどん進んでいく。

 

「いい子でいなければならない」

 

そう考えながら生きているうちに、

自らの意思は徐々に枯れ果てていく。

 

何を目指しているんだろうね。

何も目指してなどいないのだ。

 

信念よりも「その場のノリ」が大事。

空気を読んで、読んで、読んで、

読みすぎているうちに誰の人生を生きているのかわからなくなる。

 

人生の価値なんてものは、

敢えて、必要以上に意識しないで生きる。

 

不安定な世界。

どうせ、世界はいつ滅びるのかもわからないのだ。

 

 

水曜日のカンパネラエジソン