前にも、同じ日に同じ曲をテーマに記事を書いた気がする。
私がブログを始めてから迎える4度目の3月9日だ。
そういうこともあるだろう。
この曲では、当時まだ駆け出しだった堀北真希さんがミュージックビデオに起用されている。
そして、彼女は一世を風靡して、人気絶頂のまま芸能界を去った。
それほどの月日が流れたのだ。
そして、私もたくさんの経験を積み重ねてきた。
卒業の季節。
心躍る季節であり、不安に包まれる季節でもある。
その不安定な心と向き合って、自らの進む新しい道筋に目を凝らす時期でもある。
反面、その道からは目を逸らし、
思いっきり羽目を外す時期でもある。
所属していた場所を離れて、
また新しい場所に所属をする。
その間に生じる感情は、
この上なく複雑なものだ。
その経験を積み重ねながら、
「人生」というものが形作られていく。
それぞれの希望を胸にしまい、
その感触を確かめながら、前に進むための糧とする。
その感触を確かめることを怠ってしまうと、
気がつくと胸にあったはずの希望はどこかに行ってしまう。
確かにあったはずの希望を懐かしむ人生は侘しい。
いつまでも、胸に希望を抱きながら、先へと進み続けたい。
新たな出発。
「忘れ物はないだろうか」
そう、自らに問いかけて、
一歩を踏み出そう。
レミオロメン『3月9日』