「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

ポジティブな「思い込み」のすゝめ

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いわゆる「思い込み」

メンタルに有意な効果を与えると専らの評判だ。

「良く」も「悪く」もだけれども、


ある種の心の支え、

人生にそういうものは必要だ。


ある人は「メンター」として、

ある人は「信仰」として、

ある人は「所属」にそれを求めるかもしれない。


人は「強く儚い生き物」

「残酷」かつ「脆い」のだ。


基本的には「希望」を持っているものだから、

都合の良い方向にばかり流されてさ。


「幸せになれる」だとか、

「努力は報われる」だとか、


とにかく目の前に明かりを灯して、

ぶら下げられたニンジンのように、

それを頼りにして、

一歩、そして一歩と進むのだ。


その先にあるものは真っ暗で見えない。


それでも明かりを頼りにして、

ひたひたと、進むのだ。


「希望」は人生の道しるべ、

だから人は「希望」が待ち受けていると思い込む。


その思い込みの力が強い人ほど、

きっと人生を謳歌できるのだ。

 

精神疾患と言うのは、「希望」を持てなくなってしまう病気なのかもしれない。


何を考えても「絶望」からスタートするものだから、

徐々に「生きる気力」は失われていく。


パニック発作」の症状が出ていた時、

私はとにかく行動した。


これでもかというくらいに、

思いつくことは何でもした。


まともに寝られなかったものだから、

体力は限界で道に倒れ込んだこともあった。


それでもバカみたいに、

「元に戻ることはできないけれど、前の自分よりも良くなることはできる」だなんて思いこんで、

それを親しい友人に話したりなんかして、

約半年ほどで一番苦しい時期は乗り越えた。


「希望」と「絶望」のサイクル、

一日でどれだけ循環したかわからない。

人生でこれほど「希望」と「絶望」を繰り返した時期はなかっただろう。


今でも自律神経の不調はある。

それと向き合いながら生きることに変わりはないけれど、

私は生活を取り戻すどころか、

大きな財産を手にしたと感じている。


「バカみたいに希望を持ち続けること」

私はそれによって救われた。


だからって「希望を持て」だなんて、

安易なことは言えないけれど、

「バカみたいに前向きになることも悪くはないよ」って、

それくらいにはおすすめできる。


これでもかってくらい女性に裏切られて、

「報われないことばかりだ」って書き続けていた頃は、

書くことにカタルシスを求めていた。


ある種のヒロイズム、

そこが「居場所」だったのだ。


一周回って立場は変わらないけれど、

今の私は「前向きなこと」を書くことが増えた。


さんざん毒を吐き散らしたことで、

毒を吐くことの虚しさを感じて、、

毒を吐く自分に対する嫌悪感が生まれた。


私にとってのブログってものはさ。

そういう醜い時期を埋めてくれるものだったのかな。


だから私はブログに感謝をしている。

お付き合いして下さる皆さんにも感謝をしている。


私にとってのブログが、ここから先どのように変わるのかわからないけれど、私がブログを書き続けているのは、それが成功体験と結びついているからかもしれない。

 

変化に対してポジティブになれた。


自分とは違う人に対して、

違いが大きいほど「面白い」と思うようになった。


多くの方は既に引退してしまったけれど、

たくさんの方の生き方に触れることができた。


私の変化はきっと、

私の人生に必要なことだったのだろう。


ここから先も人生を楽しみたい。