横浜4-2ヤクルト
しばらく野球記事を書いていませんでした。
「書くこと」がなかったからです。
今年のスワローズはあまりにも弱い。
この日も6回まではサイスニードの好投により2-0とリードしていたのですけどね。
7回にサード村上の痛恨のエラーで同点に追いつかれます。
最後は守護神・田口が、ソトにホームランを打たれて逆転負け。
流れからすると、完全に勝ち試合なのですけどね。
この試合を勝ちきれないあたりが今年を象徴しています。
さて、この試合は長年スワローズを主にメンタル面で支えてきた荒木の引退試合となりました。
荒木の応援歌はとにかくカッコいい。
「君の熱い思いと スタンドの期待を乗せた
打球が描く軌道は 夢への架け橋」
荒木と言えば「キャプテンシー」。
「キャプテンシー」といえば荒木。
起用は主に代打に守備固め。
数字には残りませんが、どんな時もチームを支えてくれていました。
元々は苦手だった守備を努力で克服し、内野手にも関わらず外野にも挑戦。
投手と捕手以外全てのポジションでの出場経験があるユーティリティプレイヤーとして活躍しました。
そして2021年は、日本一を決めるウイニングボールを掴んだのが、この荒木だったようです。
今年は1軍で出番がありませんでしたからね。
引退はやむを得ませんが、なんらかの形でチームに残ってほしいです。
14年間、本当にお疲れ様でした!
さて、壮絶な最下位の譲り合いを演じてきた中日は、この日に逆転勝利を収めて、これでスワローズは単独最下位となりました。
残り2試合ありますので、まだまだわかりませんが、ここからは相手投手が全てエース級ですからね。
スワローズが勝てなければ無条件で最下位フィニッシュです。
本当に勝負弱いですね。
もはや、ドラフト2巡指名最初の権利を狙って最下位になろうとしているのではないかと疑うほどです。
まさか、そんなことはありませんが、リーグを連覇した球団が翌年最下位になると、セ・リーグでは史上初とのことです。
そもそも2年連続で最下位だった球団がリーグ優勝することも史上初だったのですけどね。
このまま行くと、直近5年の順位は次のとおりです。
6→6→1→1→6
優勝と最下位しかありません。
まさに異常ですね。
怪我で離脱した選手が多かったことはありますが、そもそもの戦力としては大きな低下のスタートでした。
とにかく勝負弱い。去年は接戦をキッチリとモノにしてきましたが、今年は接戦を負け続けている印象です。
打低のシーズンだったことが大きかったのかもしれませんね。
何はともあれ、残りの試合を悔いなく頑張ってほしいです。
この試合の敗戦は、本当に痛いですね。