「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

BUMP OF CHICKEN『ギルド』

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この曲は何回も記事に登場している。

 

「人間という仕事を與えられてどれくらいだ。

ふさわしいだけの給料をもらった気は少しもしない

いつの間にかの思い違い。仕事ではないわかっていた。

でもどうやら手遅れ。仕事でしかなくなっていた」

 

なんとも退廃的な歌詞。

まさにデカダンスである。

 

生きることをどう捉えるのかは人によって大きく異なる。

多くを手に入れようと躍起になる人もいれば、小さく身軽に必要最低限を追求するミニマリストもいる。

 

多くを手に入れても、最後の時には手放さないといけない。

「死」をどのように捉えるかによって、「生」との向き合い方も変わるのだろう。

 

最後の時に潜り抜ける穴は小さいから、手持ちのほとんどをこちら側に置いてこなければならない。

それでも、あちら側に持っていけるものはあるはずだ。

それが何かをどのように表現するのかで、宗教に違いがあるのだろう。

 

誰もが何かを信仰しながら生きている。

「経験」と呼ばれるものによって作り上げられた信仰だ。

 

最後に試される。

自分の残した「生きた証」に、

自分が納得しているのか否かが。

試されるのだ。

 

 

BUMP OF CHICKEN『ギルド』