経営の神様と呼ばれた松下幸之助さんの言葉。
リーダーになる人は「運の良い人」でなければならない。
そして、運の良し悪しはその人が「明るい人」かどうかでわかる。
明るい人は運の良い人だ。
その人には、自然と人がついてくる。
ジメジメした暗い人は、どんなに学歴が高く、能力があり、健康で誠実で合ってもダメだ。
物事のネガティブな面ばかりに目を向けて、事業を停滞させる。
有名な話だが、面接の時に「あなたは運がいいですか?」と問いかけて、「運が良くない」と答えた人は、どんなに優秀でも採用しなかったという話があるほど、松下幸之助さんは、この点を重視していたらしい。
明るい人。能力は関係ない。
いつも生き生きとしている人は魅力的だ。
新しい体験に対してポジティブな姿勢を崩さずに、失敗をしても次への糧にする。
そんな人が幸運を掴むと言われると、感覚的に納得できる。
「運が良い」と自認している人は、不運と思われるようなことに遭遇したとしても、それを「成長のチャンス」と捉えることができる。
その積み重ねで差がつくのだ。
「不運の捉え方」
明るい人は不運だと思うことに遭遇しても、歩みを止めることはない。
そして、逆境を乗り越えた経験を成功体験に変える。
つまり「運がいい人」は、成功体験を多く掴んでいる人なのだ。
自己肯定感を高めるためには、成功体験を積み重ねるしかない。
自分がこの世界に存在しても良い。
そう心から思うために、自己肯定感が必要だ。
人は楽しむために、
この世に生まれてきた。
それを心から信じて生きるのか。
それとも、産まれてきたこと自体が罪だと捉えて、罪を償うために生きていると信じるのか。
生き方の姿勢で人生の充実度は、天と地ほど変わる。
不安があるのは当たり前。
先が見えないのは当たり前。
それでも、輝かしい未来が待ち受けていることを信じて前に進み続けるのだ。
自分は「運が良い」
明るい人はみんな、そこはかとなく自分の可能性を信じている。
だから、明るい人にはみんなを前に引っ張っていく素質があるのだろう。
私はどちらかといえばネガティブだ。
少しずつポジティブに変わっている実感はあるが、「明るい人」かと言われるとあまりそうではなく、周りから見ると淡々と物事をこなしていくタイプに映るだろう。
「面白い人」とはよく言われるが、明るくみんなを引っ張っていくタイプではなく、課題を見つけてみんなで共有して潰していく。
そんなタイプだ。
その点では、周りがやりがいを感じることのできるように、明るく前向きな姿勢を前に出していかなければならないのかもしれない。
自分の運がいいと信じて生きることができたならば、それは幸せなことだ。
それが環境に左右されず前に進む力に変わるから。
私も「明るい人」を目指してみようか。