私は父になった。
そんな6月だった。
今の私は一人暮らし。
妻と子供が実家から帰ってくるまでは、
今は少し落ち着いている。
私の人生は確かに進んだ。
淡い実感と共に過ごす6月だった。
徐々に実感は増していくのだろう。
これから私は1人の人間を育てていくことになるのだ。
勝手に育つわけではない。
少なくともしばらくは、私たち夫婦が生まれた子供の道標となる。
それは楽しみでもあり重圧でもある。
私の人生は、私の望んだ通りに進んでいる。
コロナ禍の停滞感を打開するために転職をしたところから、半ば諦めていた結婚が決まり、そして子宝に恵まれた。
私は私の人生を諦めなかった。
それが今の私につながっているのだ。
だから、これからも感謝を胸に、前へと進み続けなければならない。
感謝を忘れたところから惰性が始まる。
不満が、不誠実が生まれる。
甘んじてそれを受け入れてはならない。
負の感情に支配されないように気をつけよう。
不安にばかり目を向けても仕方がない。
楽しいこともたくさん待ち受けているはずだ。
辛いことも、楽しいことも、
苦しいことも、嬉しいことも、
これから先、私たちは多くの感情を経験することになる。
その火蓋は切って落とされた。
私の人生で忘れることのできない6月。
そんな6月が終わるのだ。
まずは7月。
力強く、前に進みたい。