ソフトバンク2-11横浜
やりましたね!
本拠地で2連敗から始まって、やはりソフトバンクが強いと思いきや、敵地では無類の強さを発揮する今年の横浜!
まさかの敵地3連勝で王手をかけて迎えた本拠地での一戦!
5回に打者一巡の7得点でゲームを決めました!
ソフトバンクの先発は、日本シリーズ初戦に登板しで勝利を納めた最多勝の有原航平、最終戦も同じく2戦目で勝利を納めた最優秀防御率のモイネロが予想されていましたからね。
横浜が王手をかけたとはいえ、簡単な試合ではないと思っていました。
しかし、私の予想に反して早い回に有原を攻略すると、まさかのワンサイドゲームとなり、横浜が3位からの日本一で下剋上を達成しました。
試合を見ていると、横浜の方が気迫がありましたね。このシリーズにかかる思いというか、特にMVPに輝いた桑原からは、恐ろしいほどの気迫を感じました。
ソフトバンクの方は、2連勝から追いつかれたあたりでチームとして焦りがありましたね。日本シリーズ史上最長の29イニング無得点となり、ホームの3試合では苦しい戦いとなりました。
これで一気に流れは横浜に傾きましたね。
最後まで勢いを保った横浜が押し切っての日本一です!
過去に3位からの下剋上で日本一に輝いたケースは2010年のロッテが唯一です。
今回の横浜は、セ・リーグでは史上初!しかもシーズンの貯金はわずかに2つでの日本一は史上最少です。
まさに史上最大の下剋上日本一となりました。
ソフトバンクはシーズンを圧倒的な強さで駆け抜けて、最後は貯金42でしたからね。
この差を見ても史上最大の下剋上と言って間違いないでしょう!
横浜の日本一は、1998年のマシンガン打線以来26年ぶりです。この時はエースとして三浦大輔監督がチームを引っ張りました。
三浦監督は、横浜一筋で選手としても監督としても日本一を成し遂げました。まさにハマのレジェンドですね。
来年はシーズンを制しての日本一に向けて気合が入っていることでしょう。
この結果には賛否があると思いますが、ルールはルールですからね。横浜には日本一にふさわしいだけの勢いがあった。そういうことだと思います。
セ・リーグの球団が長年1勝すらできなかった、短期決戦で無類の強さを誇るソフトバンクに対して、敵地で3タテをしたわけですからね。
これは横浜が見事でした。
これでセ・リーグが昨年の阪神に続いて2年連続で日本一に輝きました。近年は交流戦の勝率も拮抗していますし、セ・リーグがセカンドリーグと揶揄された時代は終わったでしょうか。
セ・リーグのファンとしては、ソフトバンクの牙城を崩すことができた点は非常に大きいと感じます。
これから先も熱い日本シリーズを見せて欲しいですね!
横浜ファンの皆さん、おめでとうございます!