「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

余計なこと

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便宜上、意見を求められるという機会は多い。

特にビジネスの場では、ステークホルダーに対して「確かに確認した」と言質を取るために意見を求めるということがある。

 

意見を求める時点で、選択肢はあらかじめほぼ決まっているのだが、あくまでも便宜上確認をしておく必要があるため、確認するのだ。

そういう時に回答をミスしてしまうと、結構大変なことになる。

 

「沈黙が華」

 

1対1のやり取りではない場合、そういう場面では意見を述べないことが正解となるケースは多い。

そこで余計な意見を述べてしまうと、そこからまた議論が始まり、決まることも決まらなくなる。

 

「こうした方が良いのではないか」

先日、私はその便宜上を見誤り、意見を述べてしまうことがあった。

上の人たちの中では、ほぼほぼ決まっていたことに対して、私が意見を述べたことにより、再調整を検討しなければならなくなったようだ。

 

その時に私は学んだ。

「余計なこと」は言わない方が良い。

 

例え、80点の成果を85点にするための方法を思いついたとしても、すでに80点で調整がついているのであれば、そかから手間をかけて85点にする必要などないのだ。

 

根本的に欠陥がある場合を除いて、そういうケースでは「沈黙」が正解なのだろう。

正直、どこか功名心にせかされるようなところはあった。

私の意見によって、成果が少しだけ良いものになるという自負もあった。

しかし、それは「余計なこと」だったのだ。

 

小さくまとまっていればいい。

そういうことなのかもしれない。

 

「仕事ができる」という言葉の中には、周りとうまく調整できる、という要素が多く含まれている。

時には、その「調整」という仕事が「成果」よりも求められるのだ。

 

波風を立たせずに、それなりのものを手間をかけずに進めていく。

コストパフォーマンスを考えれば当たり前のことだ。

気をつけなければならない。

歳を取れば取るほどに、調整を求められる場面は多くなる。

 

余計なことはしない方が良いのだ。

ベースアップ

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今月から私の給料はベースアップするようだ。

労働組合によると、満額回答で会社として過去最大のアップ金額とのこと。

そして私にとっても、おそらく社会人になってから、年次昇給としては一番給料の上がる年になりそうだ。

 

加えて私の場合、今年は子供が産まれると扶養手当もつくようになる。

じわじわと賃上げを実感するようになるのだろうか。

 

いや、そうはならないだろう。

単純に育児にかかる支出が増えることになる。

それもある。

 

しかし、それよりも根本的な将来に対する不安がある。

給料が上がった分をどのように使うのか、と問われたならば、私の答えは決まっている。

 

生活費を引いた余剰分は、積立投資額を増やすことに使う、ということがその回答だ。

 

社会としては、投資にお金を使ってくれるならば経済は回る。

それはそれで万々歳だ。

しかし、個人として見るならば、全く生活が豊かになる実感はない。

 

給料が上がったからと言って、食事や家電のグレードを上げるかといえば、そんなことはない。

単純に物価や税金が上がった分を補填できれば御の字くらいなものだ。

そして、余剰分は投資に回す。

生活は何も変わらないのだ。

 

未来に向けてお金を貯めることにばかり夢中になって、今の生活に投資をしないことは、果たして選択として正しいのだろうか。

 

人生はいつ終わるかわからない。

そう考えると、もっと今を楽しむためにお金を使うべきなのかもしれない。

 

しかし、節約することがデフォルトになってしまったから、コスパの悪いものには手を出さないし、給料が上がっても支出を増やそうとは思わない。

失われた30年を堅実に生きてきた世代にとっては、それが当たり前になっているのかもしれない。

 

経済は回る。

しかし、生活水準は上がらない。

ただ、収支の金額が共に大きくなるだけで、

利益はプラスにならない。

 

その先に、豊かな生活が待ち受けているのだろうか。

いや、日本人はすでに十分豊かなのかもしれない。

だから、これ以上、豊かになろうとは思わないのかもしれない。

 

だから、不安を軽減するために未来に投資する。

もしかしたら、そういうことなのかもしれないな。

 

私たちは、何にお金を使えばいいのだろう。

何にお金を使うことが正解なのだろう。

 

私たち夫婦は、共働きだから経済的には恵まれている。

それでも生活は豊かにならない。

生活って、どうしたら豊かになるのだろうか。

心の問題なのだろうか。

 

「ジャーナル」により不安が軽減する

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私はブログにその時の心情を書き連ねている。

毎日記事を書いていればネタはなくなる。

そういう時には、その時の感情を速記して記事にするのが手っ取り早いのだ。

 

最近読んだ本で、その私のブログ記事の書き方が「ジャーナル」と呼ばれるものであり、不安軽減効果があると読んだ。

 

ある研究結果によると、大事な試験の直前に、その時に抱えている不安の内容や、その不安に対する心情、また、不安への対処方法をノートに思いつく限り書いたグループと、それをしなかったグループでは、不安をアウトプットしたグループの方が試験の成績が良かったそうだ。

 

不安の有無はパフォーマンスに影響する。

それは私も大いに経験してきた。

それを自らの行動でケアできるのであれば、日常的にパフォーマンスの向上につながるはずだ。

 

私が毎日ブログを書き続けてきた効果として、このように自分の不安をメタ認知することによる不安軽減効果があったのかもしれない。

 

だからブログを書くことをやめられない。

もしかしたら、私は無自覚にブログを書くことに依存しているのかもしれない。

 

もしも私がブログを書くことをやめてしまったならば、私の生活は不安に苛まれるのかもしれない。

そう考えるほどに、幸か不幸かブログをやめられなくなりそうだ。

 

新年度

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特に私の環境に大きな変化はないけれど、大きな変化によって私の近くに来た人はいる。

そういう人の「挑戦」の息吹に触れると、変化のない私も少しは触発を受ける。

 

人は「縁」によって変わる。

よく言われることだけれども、それは確かなことなのだ。

「惰性」で生きている人に囲まれて過ごしていると、なかなか「惰性」から抜け出すことは難しい。

「挑戦」の中で生きている人ばかりの環境にいると、自然と「挑戦」の方向に心は向く。

 

その積み重ねの中で人格は培われていき、大人になってからも後天的に性格は変わるのだ。

どのような環境に身を置くかで人生が変わると言っても過言ではないのかもしれない。

 

私は「心理的安全性」のある職場から、それのない職場へと転職した。

そのことで力は身についたと感じるが、ストレスも比例して増えたように思う。

 

自らに負荷を与えなければ成長はない。

潰れてしまわないギリギリなところを攻めて生きてきた人が、おそらく一番成長速度は速いのだろう。

しかし、歳とともに体は衰えていく。

そのギリギリの際を見間違えると、心と体は強制的にシャットダウンしてしまう。

 

歳を取れば取るほどに、セーフティリードで進まなければならないのだ。

そうやって歳と共に成長は鈍化していく。

それが私の実感だ。

 

今は多少、無理をする時期。

私の人生において、無理を求められる時期なのだろう。

そうする中で、器を広げていかなければならない。

人は死ぬまで器を広げていく必要があるのだ。

 

過去の栄光にしがみついて、後ろばかりを振り返りながら生きるような人生は歩みたくない。

例え、鈍化したとしても、常に自分なりに成長をし続けられるような人間でありたい。

 

全ての物事から学びはある。

全ての人から学びはある。

バランスを保つことの難易度は、歳と共に上がる一方だけれども、そこをくぐり抜けることもまた人生の醍醐味かもしれない。

 

さて、新年度。

私の忙しい一年が本格的に幕を開ける。

今は、忙しい。

そういう時なのだ。

 

【プロ野球2024】スワローズ単独首位!

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中日2-5ヤクルト

 

開幕のカードを終えて、スワローズが早速2勝1分で単独首位に立ちました!

前日は1-1で延長12回を戦うも、採算のチャンスで得点できず引き分け。

 

そして迎えた3戦目は外国人先発対決となりました。

スワローズは新外国人のヤフーレ!

オープン戦では不安の残る内容でしたが、6回を2失点に抑えてくれました!

6回はノーアウト満塁のピンチとなりましたが、ここを1点で凌げたことは大きいです。

 

決して球が速いわけではないのですが、外の変化球でゴロを量産するタイプですね。

球数も少なく70球で6回を投げ切っていますからね。

コントロールさえ間違えなければ、まとまった投球を期待できそうです。

ヤフーレで勝てたことは、チームにとっても大きな収穫です。

 

そしてこの日は、開幕戦に続き、新加入の西川が躍動しましたね!

2番に収まり、3安打の猛打賞!打率も大きく上がりました!

そして守備の貢献も大きいのですよね。

西川がいてくれて本当によかったです!

 

打線は好調です。

なかなか一打が出ない場面はありますが、

上位も中軸もこぞって高打率を残していますし、

少しずつ長打も出てきています。

 

リリーフも今のところ安定して最後まで繋いでいますので、やはり先発が鍵ですね。

先発がゲームを作ることができれば、今年はかなり良さそうです。

 

心配なのは怪我人の多さですが、それもいつまでも怪我人が出続けるわけではないですからね。

開幕前から怪我人が多く、開幕初戦で山田哲人と田口麗斗と、主力が2人離脱という苦しい状況でも、きっちりと勝てています。

 

今年は優勝した年よりもベンチの層が厚いですからね。

怪我人の分、伸び代があると考えると、現存戦力でしっかりと戦うことができれば、優勝争いも十分見えてきます。

 

とりあえず最初のカードは上々で終えることができました!

次はカープとの対戦です。

ここでの注目は高橋奎二ですね!

彼が万全な形でローテを守ることができれば、先発への信頼度はグッと上がります!

 

今年はキャリアハイの年として欲しいですね!

ブログ6周年

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驚くほど早い3ヶ月間だった。

気がつくと、3月が終わろうとしている。

そこで私は6年間ブログを続けていることに気がついた。

 

2018年3月21日は私がブログを始めた日だ。

例年、この日には周年記事を書いていたが、今年は忘れていた。

3月の終わりを意識して思い出す。

そういえば、6周年を迎えていたはずだ、と。

 

私のブログに対する意識は薄れているのだろう。

見方を変えれば、ブログが当たり前のように生活に根付いているとも言える。

6年ともなると、感慨深いものはない。

特に節目と言える数字でもないのだ。

 

敢えて表現をするならば、小学校に入学してから卒業するまでの期間だ。

それだけの期間、私はブログを続けてきたということになる。

 

そう考えると長い期間だ。

私は30代の多くをブログと共に過ごしてきたということになる。

 

これから先のビジョンは全くない。

私はこれから先、どのようにブログと接していくのだろうか。

毎日更新を続けて2000日を超えた。

次の目標となる数字も思い浮かばない。

 

私はただ、生活の一部としてブログを書き続けているのだ。

ただ、書かずにはいられないから書き続けている。

それだけなのだろう。

 

開設当初は、弱者男性としてのお気持ち表明ブログだった。

そこから私の状況は大きく変わった。

高齢童貞だった私は結婚をして、子供ができ、父親になろうとしているのだ。

 

当然、ブログに書く内容も変わってくる。

当初は「報われない気持ち」を書き連ねていたが、今では「人間賛歌」寄りの内容に変わってきている。

ロックバンドが売れてきたら人間賛歌を書くような構図と同じ変遷を、私のブログも辿っているのだ。

 

負のエネルギーにも限界がある。

どんなに報われなくても、その状況が続いたとしても、それをアウトプットし続けることには限界があるのだ。

どこかで報われない状況が変わるか、報われない状況を受け入れるようになる。

 

そうやって、人はある種の「大人の階段」を登って人生に折り合いをつけていくのだ。

私の場合は、ありがたくも望む方向に転じた。

 

おそらく私は「結婚できる人種」ではない。

たまたま運良く妻と巡り合い、お互いがお互いのことをパートナーとして受け入れることのできる変わり者だったから結婚ができた。

 

私は運が良かったのだ。

そのことに対する感謝を忘れてはならない。

それを忘れないために、私はこうしてブログを書き続けているのかもしれない。

 

節目を迎えるたびに、昔のことを思い出して、今の自分が恵まれていることを確認するために、私はブログを書き続けているのかもしれない。

 

そういう動機も有りだな、

そう思った。

【プロ野球2024】ペナントレース開幕!

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中日4-7ヤクルト

 

先行される苦しい展開から一気に逆転勝利!

オープン戦からタイムリー欠乏症に悩まされていましたが、一気に鬱憤を晴らしましたね!

 

先発はサイズニードと柳。

序盤は投手戦が続きます。

なかなか柳を攻略できませんでした。

追いかける展開が続きましたが犠牲フライで喰らいつく形。

 

爆発したのは8回でした!

追い付いては勝ち越されたを繰り返す中で、サンタナの同点タイムリー!

相手のミスも重なり、一挙5点で試合をひっくり返します!

 

塩見が敬遠されてからの西川のタイムリーには痺れましたね!

柳には合っていない感じでしたが、リリーフに変わると見事に結果を出しました!

守備でもフェンス激突のファインプレー!

気合が入っています!

 

西川は良い形でシーズンに入れましたね!

塩見、西川の1.2番がハマれば、塁に出るだけで相手にプレッシャーをかけられますからね。

チームにとっても大きな戦力となります!

 

投手陣はサイズニードの踏ん張りからバタつく場面もありましたが、リリーフが繋ぎなんとか抑えました。

小川がコンディション不良で遅れる中での先発サイズニード。

なんとか粘ってくれましたね。

 

リリーフも星と木澤が良さそうでした。

昨年と比べて枚数は格段に増えましたからね。

先発が踏ん張ってくれれば良いシーズンとなりそうです。

 

野手も層が厚くなりました。

代打の切り札として控える川端、青木に加えて赤羽もオープン戦は打ちまくっていましたからね。

山田が交代した後も武岡が結果を出していました。

 

山田がどうなるかは心配ですね。

好調をキープしていただけに、初戦で離脱するようなことがあれば大きな痛手です。

 

ペナントレースを勝ち抜くとなると、選手層がものを言いますからね。

その点では、優勝したシーズンよりも層は暑いのではないかと思います。

 

今年は期待できそうですね!

さて、次戦はJAPANにも選ばれた吉村です!

昨年に続きオープン戦では無双していましたからね。

怪我さえなければ、二桁を勝てる実力はあります。

 

対するは大ベテランの涌井です。

神宮の中日戦は基本的に荒れることが多いですからね!

しっかりとゲームを作って快勝といきたいところです!