ゴールデンウィークが明けて1週間が経った。
まだ体が毎日の仕事に慣れないのか。
それともゴールデンウィークは、普段とは違うことをしたからかえって疲労が溜まったからなのか、今現在でも疲労感が強い。
妻が産休に入り、毎日家にいることもまた連休前とは異なる点だ。
長く続いた生活とは異なる形に生活が変わると、それだけで疲労感は増すのかもしれない。
本格的に生活が変わってきた。
いよいよ子供が生まれるのだなという実感は強くなる。
女性はお腹が大きくなりだしてから約10ヶ月ほど、その実感を噛み締める期間がある。
しかし、男は「いよいよ」となるまで大きな実感なく誕生の時を迎える。
一般的にその差が子育ての姿勢にも現れるようだ。
「待ったなし」
今の変化とは比べ物にならないほどの変化が、いよいよやってくる。
私の生活は、私中心のものではなくなるのだ。
ライフステージの移り変わりと共に生活は変わる。
しかし、出産ほど大きな変化を生み出すイベントはなかなかない。
私がこれまで経験したどのイベントよりも、私の人生は大きく変わるだろう。
私はもう若くない。
大きな変化に順応するならば、若いうちが良かった。
そう考えてもそれは「いまさら」だ。
今の私が人生で一番若いのだ。
過去に戻ることはできない。
今の私のままで、これから迎える大きな変化に順応していくしかない。
その中に散りばめられた「喜び」の欠片をできる限り余すことなく回収しながら、前に進みたい。
私の人生は今、前に進んでいるのだから。