好きになった人がタイプ、
そういうもの、
新しい恋をしていないから、
後ろ髪を引かれて前に進めないのだ。
0に近い可能性に足を引っ張られてしまう。
どんなに後悔したって遅いのに、
周りは私を置いてどんどん進んでいく。
そして、いつか忘れ去られてしまうのだろう。
枯れ果てて、
誰からも選ばれずに、
時ばかりが過ぎていく。
「好きだから一緒になりたい」
それが普通なのだけれど、
あまりにも心がボロボロで、
救われるために恋をしたい。
「誰かを好きになりたい」
本末転倒なことはわかっているけれど、
希望の灯火がないと先に進めないのだ。
寂しいから一緒にいたい。
好きは後からついてくる。
そういうものなのだろうか。
あまりにも経験が乏しいのでわからない。
人並みに経験をしていれば、
こんなに悩まなくても済むのだろうか。
いや、そうは思わない。
結局、我を忘れてしまうほど、
相手のことばかりを考えてしまう。
恋ってそういうものなのだろう。
いつまで経っても後ろ髪を引かれて、
足を引っ張られて、
「いっそのこと消えてしまえばいいのに」
そう思ってしまうことばかり、
幸せを素直に祝えないのだ。
そんな弱さを抱きしめながらも、
先に進む努力をしなければならない。
その弱さも含めて私なのだから、
このままでいいとは思わない。
だけれども次に進めない。
だから、
誰かを好きになりたい。
無理やりでもいいから、
誰かを好きになりたい。
今日もだいぶこじらせているな。