「かたち」は色々あるけれど、
「好き」の気持ちがこもっていれば、
それは例外なく愛の言葉、
「忙しいよね。体は大丈夫?」から、
「私と一緒にいると不幸になってしまうよ」まで、
愛の「かたち」というものは色々ある。
「かたち」の捉え方が違うから、
誤解を招いてすれ違うこともある。
そんな時に、
まっすぐな気持ちを伝えることができるか。
それが問われることになる。
誰にでもわかる愛の言葉、
「愛している」だとか「好き」って言葉、
それを簡単に使ってしまうと、
その価値は下がってしまうけれど、
いざという時に使えないと、
後悔は先に立たない結果となる。
愛する人に対しては、
普段から「愛の気持ち」を込めて接すること、
そうすれば、
いざというときのまっすぐな愛の言葉を、
相手はすんなりと受け入れてくれるはず、
人は個体が変われば別の生き物かもしれないけれど、
わかり合えないことなんてない。
みんなが誰かと愛し合いたくて、
心を通わせたくて、
優しくなりたくて、
そんな気持ちに飢えているのだから、
傷つくことが怖いから、
その気持ちを素直に表現できない。
「あなたの愛を受け止める準備はできているよ」
その姿勢を示してあげれば、
相手だって惜しみなく愛を表現してくれるはず、
人って、
みんな不器用で、
傷つくことを過剰に恐れて、
その結果として誰かを傷つけてしまう。
恐れることなく、
愛の言葉を伝え合う。
そんな安心感を共有できたならば、
うまくいかないはずがない。
「安心して愛すること」
それが「安心して愛されること」
自分の気持ちを差し出しもしないで、
相手の気持ちばかり受け取りたがる。
そんな虫のいい話が通用するのは、
超絶イケメンか絶世の美女だけなのだ。