「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

覚悟が足りない

f:id:tureture30:20190714112900j:image

 

気になるお相手とお会いしてきました。

とてもいい雰囲気、


話せる時間は短かったけれど、

聞きたいことを聞いて、

病気のことも伝えた。


環境面で少しハードルが高いことはわかった。


それでも先に進みたいから、

しっかりと気持ちを伝えた。

「付き合って欲しい」って、


返事は「もう少し考えたい」とのこと、

相手の私に対する印象を細かく聞くことができた。

 

環境のこともあるけれど、

なんでも私がやりすぎているから、

少し引け目を感じているみたい。


スマートな男を演じて、

少しカッコつけすぎていたのかもしれない。


本当はそんなにカッコいい男なんかじゃないのに、


好きになって欲しいから、

弱いところは隠していた。

 

気の利く男を演じて、

面白い男を演じて、

色々と尽くして、


だけれども、

将来を考える相手には、

いずれ弱いところも見せることになる。

 

その時に落差に幻滅されて、

関係が終わってしまったら元も子もない。

楽しいだけの恋愛を求めているわけではないのだ。


もっと弱いところもさらけ出して、

それでも好きになってもらえるように、

気を使わせないように、


私がありのままの私に自信を持たないと、


気持ちを伝える「覚悟」はしていたけれど、

相手を好きになる「覚悟」はしたけれど、

自分を好きになる「覚悟」が足りなかった。


私が嫌いな私を好きになってもらっても、

きっと相手のことを信じることはできない。


私が好きな私を好きになってくれる人、

その人のことはもっと好きになれるはず、


だから、

私は私を好きになる、

その「覚悟」が必要、


誰よりも自分の弱さを知っている自分、

だけれどもその自分を信じてあげる覚悟、


それさえ持っていれば、

何がどう進んでも、

堂々としていられるのだろうな。


会ってますます好きになった。


私って単純だから、

肌が触れ合うだけで、

舞い上がってしまう。


きっとチョロい男、

もっと自分の軸をしっかりと持たないとな。


「傷つけてしまうのが怖い」

そう言われた。


優しくて繊細って、

そう見えるのだろう。


だからもっと気兼ねしないで体を預けてもらえるように、

強くなりたい。

 

スマートな男を演じるよりも、

相手に好かれることばかり考えるよりも、

将来に向けての課題解決に頭を悩ませるよりも、


そのための覚悟が必要なのだ。

 

環境は言い訳、

互いがどうなっても一緒にいたいと思えているのか。

 

相手だけではない。

 

私がどうなっても、

職を失っても、

歩けなくなっても、

話せなくなっても、

好きでいてもらえる。

 

そんな自分でいる、

そんな「覚悟」が必要、

 

この年までこじらせてしまうと、

付き合うだけでも色々と大変だな。