「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

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このブログを始めた頃は、

心はどん底にありながらも、

どこかで希望のようなものがあった。


まだ行動の余地があったから、


「コントロールできる」


無意識にそういう思いがあったのだろう。


だけれども一通り動いてみて、

なんだか「諦観」とでも言うのだろうか。

一人を受け入れようとしている自分がいる。


それって成長なのかな。

よくわからない。


動いても動かなくても、

時は等しく過ぎていく。


できることは一通りした。

その結果、選択した先が今、

そう考えると自分の現状を受け入れられるのかな。


私は誰で、

何を目指していて、

どうなりたいのか。


私の幸福ってなんなの?

「好き」ってなんなの?

結婚は幸せの道標なの?


わかりやすくするために、

幸せの種類をラベリングして、

まっとうに生きてきたならばきっと、

あまり考えることもなく「結婚」=「幸せ」って、

そう思えるのかもしれない。


散々こじらせてしまったから、

ゼロからラベリングしないといけないのかな。


もはや「幸せになりたい」よりも「救われたい」

欠落感が大きいのだ。


人と比べて足りないことが重くのしかかる。


「別に気にしなければいいのにね」


そうやって笑い飛ばせるほど強くはない。

人生に何かが足りない。


でもそれって結婚で補えるのかわからない。

もしかしたらそこではないのかもしれない。


結局は進んでみないとわからない。

待っていても誰も来ない。

だからまた相手探しを始めないといけないのかな。


枯れた心に水を注いでくれる。

そういう相手と一緒になることができれば、

この欠落感は埋まるのかな。


吾輩は猫である。名前はまだない」


幸せには安易に名前なんてつけられない。


ただ満たされた心がある。

それが幸せってことなのかな。

 

満たされたい。

心から満たされたい。

 

周りの幸せなんか、

気にならなくなるくらいに、