「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

理屈じゃない

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どんなに「利」がないことを理解して、

そればかりか「損」するばかりだと自分に言い聞かせても、

どうしても嫌いな人がいる。


私の「惨めさの象徴」二股クソ女だ。


存在を認識した途端に心がささくれ立つ、

トゲをピンと立てて「近寄るな」って、

まるで私はハリネズミのようだ。


「イライラ」が止まらない。

しかもそこからしばらく引きずる。


「生理的に無理」なのだ。


もうこのセリフを何度書いたかもわからない。

何回吐き出せば気が済むのだろう。

吐き出したところで変わらないのかな。


この無駄な感情を手放したい。

心からそう思う。


理屈ではわかっている。

リソースの無駄遣い。


おまけにストレス要因だ。

睡眠の質まで下がる。

健康を害する。


完全に人生から排除したほうがいい。

そういう類の無意味なものだ。


だけれども手放せない。


そして自分が嫌いになる。

ますます「嫌悪」する。

自分も相手も、


完全な悪循環だ。


私の心は何をしたいのだろう。

こんな無駄なものにしがみついて、


「憎む」ことで甘えているのだ。


うまくいかないことを全部あいつのせいにして、

「自分は悪くない」って、

そう思うためのはけ口にしている。

何とも浅ましいものだ。


そこまで理解しているのに手放せない。


「理屈じゃない」


できることならば二度と関わりたくない。

だけれどもそうはできない関係だ。


どんどん自分が嫌いになる。


「存在自体がストレス」


「憎しみってこうやって育つんだな」って、

「憎しみ」の増幅する過程を身をもって体験しているな。


バイアスかけて、

自分からどんどん「嫌い」になるように仕向けて行く。

ご丁寧に水やりを欠かさないでさ。


「憎しみの芽」は育っていく。

どんどんどんどん育っていく。


関わっていない時間までわざわざ思い出して、

律儀に水をやってさ。

どんどんどんどん育てていく。


「憎しみが育っている」

そのことに気が付いても止められないのだ。


止めてしまったら、

これまで育てた「憎しみ」を、

全部自分が引き受けないといけないから、


止められない。

そしてどんどんどんどん育っていく。

止めたくても止められない。


「憎しみ」なんてロクなものではないな。


どうしたら手放せるのだろう。

「許す」と「手放す」はおそらく違う。


私は「許したくない」

でも、だから「手放せない」のかな。


人の不幸ばかり監視して、

そんなことしていたら幸せになれるわけがない。


努力はしている。

努力はしているんだけどさ。

本末転倒で自分が嫌いになることばかりだ。


ハードルばかりが上がっていく。


自分に求めるものも、

相手に求めるものも、

ハードルばかりが上がっていくのだ。

 

結局は狡猾で強かで、

周りを道具にした人が幸せをつかむのかな。

私の「理想」はただの「理想」に過ぎないのかな。


もはや二度と関わらなくてもいい環境に移るしかないのかな。


恋に盲目になりたい。

報われる恋に、