「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

どんどん「自己正当化」の方へと進んでいく

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人と人との間に対立があった時、

可及的速やかに「話し合い」をするべきである。


人は自衛のために「自己正当化」を行う生き物、


時が経てば経つほどに、

双方が「自己正当化」の方向に思考を進めていって、

その間の距離はどんどん離れていく。


「正義は我にあり」ってさ。


どっちも譲らないようになってしまったら、

あとは「関わることを辞める」か「とことん闘う」しかない。


前者であれば「繋いできた関係性」を一つ失うし、

後者であれば双方大きな損失を生む結果となるだろう。


だから一にも二にも「話し合い」が必要なのだ。


独善的になってしまう前に、

血の通った「すり合わせ」が必要なのだ。


自らの非を詫びると共に正当性を主張する。

誤魔化すことのない真摯な気持ちでその場に臨む。


利害ばかりを先行させず、

互いがそのように「話し合い」の臨めば、

多くの場合で何かしらの成果を生むだろう。


「話し合い」に持ち込まないということは、

コスパが悪いのだ。


どんどんどんどん気持ちが離れていって、

下手をしたら「報われない気持ち」が「憎しみ」に変わる。


一度「憎しみ」が芽吹いたら、

その芽を摘むのは困難なことだ。


何をされてもイライラするし、

存在を認識するだけで嫌悪が生じる。


何をされても、

何をされなくても「嫌い」

存在そのものを肯定できなくなるのだ。


だから気をつけなければならない。


そうやって「憎しみ」に塗れて、

自分の人生を傷つけてしまう前に、

何らかの手を打たなければならないのだ。


どんどんどんどん相手が嫌いになる。

そして、どんどんどんどん自分が嫌いになる。


もはや、一切関係を断つしかない。

自分の人生を傷つけてもいいことはない。


「自己正当化」の先にあるものは、

「自己嫌悪」なのだ。


もはや「正義」なんてものはどこにもない。