「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

チョコをかけたオレンジピールのような気持ち

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3日連続で野球記事をお届けしてきて、

「野球ブログに転向か」と思われたかもしれませんが、

このドラフトの時期は特別なのです。


私はスワローズが好きなのだなと改めて感じます。

物心ついた時からのファンなので、

私の人生はスワローズと共にあったのでしょう。


さて、これからはまた平常運転、

 

年末の雰囲気が徐々に出てきました。

今年も私はこのまま「クリぼっち」なのでしょうか。


例年であれば、

そんなことを考え出す時期なのですが、

今年は少々違う雲行きのようです。

 

自分の気持ちを確定させてしまうようで、

この記事を投稿するには少し勇気が必要でした。


アプリで知り合った女性と、

3度目のデートをすることになりました。


3度目の約束をしてから、

しばらくして訳もわからず、

「お断り」をされた去年の夏、

 

私がとても惹かれた女性は、

梅雨とともに現れて、

梅雨とともに忙しなく去っていく。

会う時はいつも雨、

 

ちょうど公開されていた『天気の子』

それを皮肉に感じるような、

「100%の雨女」さんでした。


どうやら今回は、

メッセージをやり取りする限り、

「キャンセル」の心配はなさそうです。

 

ここしばらくは不安定な天気が続きましたが、

彼女と会う時はいつも「晴れ」

それも陽気な過ごしやすい気候の中、

散歩を重ねることで仲を深めてきました。

 

歩くことの好きな彼女、

街を歩く中での私の気づきや思い出話に、

いちいち面白そうに反応してくれます。


3度目ともなると、

お互いに先のことを意識する頃合いです。


肝心のお相手に対する私の気持ちですが、

「なんかいいな」くらいのもので、

燃え上がるような感じはありません。


かなり年下なのですが、

本が好きで若い女性には珍しくロジカル、


いろいろなことに首を突っ込んできたようで、

不器用ながらも「自分らしさを持っている」

そんな落ち着いた雰囲気の持ち主です。


話を聞いていると、

「周りから愛されているのだな」と感じますし、

本人も周りの人たちを大事にしています。


だから単純に、

「なんかいいな」って、

そう思うのです。


奇跡的にうまくいかないことばかりの「私の恋愛」なので、

油断することはできませんが、

今回は「身の入らない」婚活からのご縁なので、

前のめりになるでもなく穏やかな気持ちを保っています。


「触れたいな」って、

隣を歩いて何度も思ったけれど、

その気持ちの出所が誠実なものなのか。

 

その判断は私にはすぐにできません。


だから、もしうまくいかなくても、

相手はまだ若いのだから、

そこまでダメージを負わせてしまうことはないだろうって、

少し「ズルい」ですがそれくらいの気持ちでいます。


「相手のことを考える時間」


時を重ねるごとに私の中で、

その比率が高くなっていることを感じます。


「私は関係が進むことを望んでいるんだな」って、

徐々にそのことに気が付いてきました。


まずは相手の「かわいいと思う仕草」が出たときに、

それを「かわいいと思う」ってことを伝えたいと思います。


とまあ、

こんな感じで徐々に関係を深めていくのが私らしい。

それでダメならばそれまで、

 

私はオレンジピールが苦手です。

「酸味と苦味」そして少しばかりの甘み、

後味は苦味ばかりが残ります。

 

「私の恋愛」はまさに、

オレンジピールのようなものばかりでした。

 

だから私の恋愛感情も、

同じようになってしまったのかもしれません。

 

そこにチョコをかけることで、

口当たりの良さと後味の苦みをごまかすことができる。

 

私は「私の気持ち」にチョコをかけることで、

相手への気持ちをごまかして、

なんとか先に進むことを望んでいるのかもしれません。

 

私は相手の「心」を求めているのか。

それとも「体」を求めているのか。

 

前にも一度書きましたが、

理性的であろうと思うほど、

「男の体」というものはなんとも厄介なものです。

 

とりあえずはチョコをかけたまま、

3度目のデートに臨むことにします。