FA権獲得の3選手に対する超大型契約の提示に始まり、
3人の現役メジャーリーガーを獲得、
ソフトバンク・内川の入団が決まった。
更には他球団を戦力外になった若手を育成中心に獲得、
今年のスワローズはまさに本気!
2年連続でダントツの最下位からの巻き返しを図ります。
残念ながら小川泰弘はFA宣言となりましたが、
球団は宣言残留もありとの方針、
特に山田はスワローズ愛を口にして、
7年の球界最長タイとなる大型契約、
Mr.スワローズとして生きることを決めてくれました。
更に嬉しいことに、
現キャプテンの青木宣親が新たに3年契約を結ぶと同時に、
山田にキャプテンを引き継ぎました。
本人は積極的に表に出るタイプではないのですが、
高津監督に直訴してのキャプテン就任とのことです。
青木は終身名誉キャプテンとして、
山田のバックアップを約束、
来年は村上宗隆を加えて、
リーグ屈指の中軸を担ってくれるはずです。
獲得した3人のメジャーリーガー、
投手、内野手、外野手と、
ガチムチのパワー系選手を加えました。
特にサンタナは今年は調子を落としたとはいえ、
メジャーでシーズン30発を打った外野手です。
三振が多く守備は良くないとのことで、
重なるイメージはバレンティン、
5番を固定できなかった今年の打線、
「バレンティンがいれば」と、
多くのファンが思ったことでしょう。
来年はレフトにサンタナ、サードにオスナと、
守備度外視の打ち勝つ野球にシフトか。
ホームが狭い神宮球場ですからね。
そうしないと勝てない部分はあります。
村上はさらなる進化を予感させますし、
青木は衰える気配を見せない。
更に山田がこのまま終わるとは思いません。
3人ともOPS1.000超えも夢ではないという超攻撃的布陣、
これに「怪我さえなければ一流」の塩見が控えていて、
外国人選手が加わるわけですからね。
よほどのことがなければ、
攻撃には期待できそうです。
失うものは何もないはず、
高津監督は2年契約の2年目と勝負の年、
3年連続で最下位は意外にも球団史上ないそうです。
打たれても下を向かずに、
打ったら思い切りはしゃげ、
変に小さくまとまるよりは、
打ち勝つ野球に徹してほしい!
今から来年のスワローズが楽しみです。