【プロ野球2021】スワローズ新外国人野手の印象

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コロナ禍によって出遅れていましたが、

4人の新外国人選手がチームに合流しました。


投手のサイスニードとバンデンハークはまだ2軍で調整中ですが、

野手のサンタナとオスナは1軍の試合に出ています。


今回は野手である二人について書きます。

 


まずはドミンゴサンタナ


メジャーでは長距離砲として鳴らした外野手、

メジャー通算で77本のホームランを放ち2017年にはシーズン30本を放っています。


数字を見る限りは「三振」か「ホームラン」と言う選手かと思いましたが、

意外にも選球眼が良く、ボール球に手を出さないという特徴があります。


来日一本目のホームランは外角の球を完全に打ち損じましたが、

ライナー性の当たりはグングンと伸びてスタンドイン、

かなり珍しいレベルの変態ホームランでした。

 

打率は低いものの四球を選べるため、

OPSは悪くなく、ここぞでの一発があります。

下位に置くバッターとしては十分な怖さがあります。


しかし打席を見ているとインコースがあまり得意ではなさそうです。

この辺りを研究されてくると厳しいかもしれません。


あとは守備が怪しいのですよね。

凡フライを見失いそうになったり、中継に対して悪送球したり、

バレンティンよりも酷いのではないかというレベル、

これだと相当打ってもらわないと厳しいです。

 

直近の試合では3安打を放ち猛打賞、

パワーは恐ろしいものがありますので、守備に目を瞑っても使うくらいの打棒を見せるならば面白い存在です。


メジャーでの実績を鼻にかけることはなく、

自分から「ミンゴ」と呼んでくれと言うフレンドリーな選手なので、

頑張って欲しいところです。

 

 

続いてホセ・オスナです。


1軍に昇格すると7試合連続で安打を放ち、

プレーは全力疾走で5番に定着と活躍を続けています。


特筆すべきは苦手なコースがななそうなこと、

リストが柔らかくどのコースでも強い打球を返せているのですよね。

メジャーでの実績は少ないですが日本の野球にアジャストしている印象です。


守備も無難にこなしており、

ファースト、サードに加えて外野も守れるようです。

 

少し打率は落ちてきましたが、

今のところは際立った弱点はなく、

本人も日本の野球に適応しようと素晴らしい姿勢を感じます。


前を打つ4番の村上に対しては「こんな21歳がいるなんてすごい」と素直にリスペクトを表現しており、

村上自身も積極的にオスナにアドバイスを求めるなど、

とてもいい関係を築けているようです。


このまま踏みとどまってくれれば、

5,6,7辺りでサンタナと共に恐怖の下位打線を構築、

リーグ屈指の強力打線打線となります。


山田、村上が好調を維持する中で、

このオスナがここからのスワローズで「打のカギ」となりそうですね。

 


さて、今のところはオスナに軍配が上がりますが、

サンタナも打つ方で調子が出てきた印象です。

何より二人ともチームに溶け込もうと努力しています。


外国人が日本で成功する要件として、

「日本の野球を学ぼうとしているか」と言うことがよく挙げられます。

その点では二人とも素晴らしいのですよね。


ここからの活躍に期待したいところです。

 

5連勝から、ここ5戦で1勝4敗と少し落ちてきたスワローズ、

去年も一昨年も5月から崩れてきての最下位でした。

 

この5月を上位で乗り切れるかが重要となります。

投手陣には疲れが見えるので、新戦力の台頭は不可欠です。

ここで加入する外国人選手たちに5月を牽引して欲しいです。