「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

2月が逃げていく

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時ばかり無情に流れていく。

私の体からも「何か」大事なものが流れていく。


時は待ってはくれない。

時は無情であり、無常なのだ。


「望む将来」に向けて、

状況は何も変わらないのに、

どんどん月日は流れていく。


この2月は私の人生にとって、

どのような意味があったのだろう。

そんなことばかりを考える。


女性との気のないやり取りを繰り返して、

「とりあえず」何かを進めている気になっている。


そんな期間だったのだろうか。


「緊急事態宣言」と標榜するも、

世間は何事もないかのように進んでいく。

 

街は人で溢れかえり、

20時ごろの電車は帰宅ラッシュ、

果たして時短の意味はあるのだろうか。

 

だけれども「緊急事態宣言」

 

それを言い訳にしては、

互いに会うことを先延ばしにして、

「とりあえず」相手がいないわけではないって、

そういう「安定剤」にするために連絡を取り続けているのだろう。

 

女性とやりとりを続けたところで、

「満たされること」はなく日常は続いていく。


「何のために生きているのだろう」

そう考えることが増えた。


そんなことを考えるくらいならば、

「楽しみ」の一つでも増やせばいいのに、


結局は「今現在が満たされていること」

 

何よりもそれが大事なのだ。

その積み重ねの中で「生」を実感できる。


「足りないもの」にばかり目を向けて、

声には出さなくても「満たされない」と喚いている。

それが今の私なのだ。


割り切って先に進めるのならば、

早いところそうしたほうがいい。


「満たされない」状況を作っているのは私、

すべては私次第なのだ。


BUMP OF CHIKEN『銀河鉄道

「人は年を取る度始まりから離れていく。

動いていないように思えていた僕だって進んでいる」


一人の時間が増えて、

嫌と言うほど自分と向き合って来たから、

この2月は「考え方を変えるため」に必要な時期だったと思いたい。

 

そう思えなければ、

あまりにも虚しい期間だったから、