時ばかり無情に流れていく。
私の体からも「何か」大事なものが流れていく。
時は待ってはくれない。
時は無情であり、無常なのだ。
「望む将来」に向けて、
状況は何も変わらないのに、
どんどん月日は流れていく。
この2月は私の人生にとって、
どのような意味があったのだろう。
そんなことばかりを考える。
女性との気のないやり取りを繰り返して、
「とりあえず」何かを進めている気になっている。
そんな期間だったのだろうか。
「緊急事態宣言」と標榜するも、
世間は何事もないかのように進んでいく。
街は人で溢れかえり、
20時ごろの電車は帰宅ラッシュ、
果たして時短の意味はあるのだろうか。
だけれども「緊急事態宣言」
それを言い訳にしては、
互いに会うことを先延ばしにして、
「とりあえず」相手がいないわけではないって、
そういう「安定剤」にするために連絡を取り続けているのだろう。
女性とやりとりを続けたところで、
「満たされること」はなく日常は続いていく。
「何のために生きているのだろう」
そう考えることが増えた。
そんなことを考えるくらいならば、
「楽しみ」の一つでも増やせばいいのに、
結局は「今現在が満たされていること」
何よりもそれが大事なのだ。
その積み重ねの中で「生」を実感できる。
「足りないもの」にばかり目を向けて、
声には出さなくても「満たされない」と喚いている。
それが今の私なのだ。
割り切って先に進めるのならば、
早いところそうしたほうがいい。
「満たされない」状況を作っているのは私、
すべては私次第なのだ。
BUMP OF CHIKEN『銀河鉄道』
「人は年を取る度始まりから離れていく。
動いていないように思えていた僕だって進んでいる」
一人の時間が増えて、
嫌と言うほど自分と向き合って来たから、
この2月は「考え方を変えるため」に必要な時期だったと思いたい。
そう思えなければ、
あまりにも虚しい期間だったから、