私のデスクの引き出しの中はグミとチョコで溢れている。
加えてランチは基本的にカップスープ1つとシリアルをかじっている。
合計して300kcalを切る食事だ。
さながら「OL」のようなビジネスフードライフ、
そうやって「女子力高め」を気取るおっさんという、
誰からも需要のなさそうなポジションを楽しんでいる。
さて、前述の通り私はグミが好きだ。
中でも「ピュレグミ」のマスカット味を推している。
「レモン味」でも「グレープ味」でもない、
「マスカット味」なのだ。
強い酸味と程よい甘み、
私はそれの虜となり「リピ買い」を続けている。
それと同じような系統で、
最近やけに世間で目にするグミがある。
それが「フェットチーネグミ」だ。
発売から10周年を迎えたらしく、
大々的に広告を出しているようだ。
それにもかかわらず、
「おかしのまちおか」で安売りをしていたくらいだから、
あまり売れていないのだろうか。
「79円」という価格に惹かれて、
グミ好きの私はとりあえず全種類を1つずつ買ってみた。
「フェットチーネグミ」
大手製菓会社であるブルボンの商品らしいが、
本当に10年も売っているのかと思うくらい、
その存在を私は知らなかった。
「フェットチーネ」と聞くと、
パスタを思い浮かべる人が多いかもしれない。
平麺のようなパスタ、
その形状を意識しているようだ。
味の名前には「イタリアン~」と、
明らかにパスタを意識していることがわかる。
訝しげに食してみると、
酸味のある粉を振り、
果汁感の強い味わいとモチモチの触感、
「イタリアンレモン味」と「イタリアングレープ味」を食した私は、
「ピュレグミの形が変わっただけのやつやん」って、
そんな月並みな感想を抱いた。
ところが「コーラ味」を食すとその評価は一変する。
封を開けた瞬間に香る「クラフトコーラ」のような風味、
成分表示を見ると「ショウガ粉末」と「シナモン粉末」を使用しているらしい。
味わい深くパンチのあるコーラの後味を再現している。
「めちゃ美味いやんけ~」って思った。
関西に住んだこともない私が関西弁で思うほどの驚きだ。
「ピュアラルグミ」のサクトロ感以来の衝撃か。
その後はそれがないと生きていけないかのように、
頻繁に口に運んでいる。
ハマってしまったな。
ということで私は「フェットチーネグミ」のコーラ味にハマっている。
気がつくとデスクの引き出しを開けてはグミを食する私、
ランチで減らしたカロリーをグミで保管すると言う悪循環、
気がつくとどんどん減っていく。
安いうちに爆買いしておかないと、