「思考の癖」
人は気が付かないうちに「偏った考え方」
つまり「バイアス」をかけて物事を判断している。
そうやって意思決定を続けているうちに、
「価値観」というものを確立するのだ。
一度確立されてしまったらなかなか変わることはできない。
だからこそ「知る」ということが大事、
偏ってしまうのは仕方がないけれども、
「知る」ことで大事な時に客観的な判断ができるようになるのだ。
私はおそらく「不安を感じやすい」
そして「自分の感情よりも合理性を優先する」
だけれども「人の感情には敏感」
このようなバイアスをかけて「価値判断」をしている。
だから「不安」と向き合いすぎてはいけないし、
「自分の感情」はある程度優先させないといけない。
そして「人の痛み」には多少目をつぶることも必要なのかもしれない。
無機質な「標準人間」になってしまいそうだな。
これはこれで面白みがなさそうだ。
「価値判断」に反映させるかどうかはともかくとして、
「そのような傾向にある」ということを認識することは大事だ。
少なくとも私の抱えている不安、
それとはうまく付き合えるようになりたい。
昔は図太かったはずなのに、
どこか大事な場面で「不安」が顔を出す。
後頭部にヒリヒリと訴えかけてくる。
窓を開けて外の空気を取り入れたり、
外に出てウロウロしてみたり、
そうやって気持ちを落ち着かせる。
決まって「夜」なのだ。
夜中に目を覚ます。
私は「夜」を恐れているのだろうか。
それとも私の見ている「夢」が元凶なのだろうか。
私の「無意識」は、いったい何を恐れているのだろう。
一度バカになってしまった自律神経は厄介な存在だ。
それでもこの体と共に生きていかなければならない。
私は「私の不安」と一緒に生きていくために、
「個性」を少しばかり捨てることにした。