少し自分の性質について書きたくなった。
慣れないことばかりで色々と苦労することが多いものだから、
少し自己分析に舵を切りたいのだろうか。
私はどう考えてもいわゆる「天才タイプ」ではない。
始めてやることではケアレスミスが目立つし、
あまり精度の良い成果を上げられないことが多い。
だけれども、回数をこなしていくうちに試行錯誤して精度を高めていく。
そうやって地道に「自分のやり方」へと昇華させていく。
ある程度の時を重ねれば、
どの環境でも大体「中の上」くらいのポジションは確保している。
今までそういうことが多かった。
「やるべきこと」を淡々とやり続ける。
私はそういう能力に長けているのかもしれない。
「できないこと」を気にしない。
そして「わからないこと」はわかるまで教えを乞う。
教えてもらったら感謝を伝える。
徹底してそれを続けるだけだ。
そうこうしているうちに、
気が付けばそれなりに成果を上げられるようになっている。
おそらく私はそういう性質なのだろう。
だからきっと、
厳しい環境に身を置いたほうがいい。
わからないことばかりで、
難しいことばかりで、
慣れないことばかり、
そういうフィールドに身をさらして、
少し高揚感を感じる自分に気が付く。
不思議な感覚だ。
「不安」と同居する「高揚感」
苦手なはずの満員電車でそれを感じた時に、
「何かが変わるような予感」がした。
不思議なものだ。
もしかしたらこれは初めての感覚かもしれない。
私は今まで大きな「停滞感」に包まれていた。
ある程度は思い通りになった環境、
それに後ろ髪をひかれつつも、
徐々にそこから離れていく感覚がある。
私は先に進んでいるのだ。
一歩一歩、着実に先に進んでいるのだ。
良い方向へと進んでいることを信じたい。
自分で選んだ道、
その先には何が待ち受けているのだろうか。
求められるものは思っていたよりも大きい。
加えてガチガチに管理された中で成果を出さなければならない。
事前に聞いていた話と違うことばかりだと感じている。
それでも踏み出したからには前に進むしかない。
私は私にできることしかできないのだ。
今のところは、
テレワークから、
少しずつ出社するようになった。
大きなビルに囲まれて、
「ここは本当に自分の居場所なのか」と感じていたけれど、
少しずつ体に馴染んできている感覚がある。
「時を重ねれば自分のものにできる」
そう信じて進むしかないのだ。
私はきっとそういうタイプ、