人のことを応援すると、
相手に勇気を与えることができる。
それと同時に、
自分にも勇気を与えることになる。
「見ていてくれる人がいる」って、
「自分もがんばらなきゃ」って、
互いがそう思えるから、
人のことを応援すると、
自分も元気になる。
「自分には居場所がある」ということ、
それが人にとって、
どれだけの励みになることか。
だから、
みんながみんなのことを応援すればいい。
恥なんて捨ててさ。
見栄なんて捨ててさ。
みんながみんなから応援されればいいのだ。
「がんばれ」ってさ。
「負けないで」ってさ。
みんながみんなの「居場所」になれる。
そんな社会、
どうしてみんなが望んでいることなのに、
簡単には進まないのだろう。
みんながみんなのことを恐れているから、
みんながみんなのことを信じられないから、
だから応援することができないのかな。
傷つくことが怖くて、
過去の痛みが疼いて、
「応援するのなんてやめておけば」って、
訴えかけてくるのかな。
まっすぐな言葉が届くんだよ。
まっすぐな言葉がさ。
固く閉ざされてしまった、
人の心にまで届くんだよ。
むずかしいことは考えないでさ。
ただまっすぐ応援すればいい。
声の限りに応援すればいい。
それがきっと力になるから、
応援する人がいて、
応援される人がいる。
どちらにも「居場所」がある。
大切な「居場所」がある。
その「居場所」を実感することができれば、
恐れるものなんてない。
人はそれだけで、
生きていけるのだ。