「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「ニュアンス」で伝えようとするクセ

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私は基本的にめんどくさがり屋だから、なるべく手間のかかることはやりたくないと思って生きている。

会話についても、おおよその内容が伝われば問題ないという姿勢だ。

 

伝えたいことの8割が伝わればコミュニケーションに問題は生じないことがほとんどだ。

それに余白を残しておいた方が、新しいものが生まれるような気がする。

 

相手からの「こういうことですよね?」ってところから会話が弾むことは珍しくないし、一方通行で終わるよりもキャッチボールになった方が関係性は深まりやすい。

 

意図していたわけではないけれども、コミュニケーションに時間を割くことで相手との距離を近づけることが私のクセになっているのだろう。

 

だけれども、今の上司はそれが気になるらしい。

 

「ますをくんはニュアンスで話をすることが多いよね。正確に伝えることを意識したほうがいいと思うよ」

そういう指摘を受けた。

 

なるほど、前の職場ではおそらく私の立場が強かったものだから、相手は粘り強く私の話を理解しようとしてくれたのだろうか。

 

私がわかりやすい伝え方をしていれば、もっと円滑にことが進んでいたのかもしれない。

 

「余裕のある働き方」

 

私はこれまで、裁量ある働き方をしていたものだから、時間に余裕を持ちながら働くことができていたのだろう。

 

そこから転職をして、今は組織の部品となり、降り注ぐ案件を次から次へとこなしていく必要がある。

 

「働き方」が変わったのだ。

だから私もそれに合わせて変わる必要がある。

そういうことだ。

 

環境を変えると多くの学びがある。

それまでは「うまくいっている」と思っていたことでも、環境が変われば全く通用しないことも珍しくない。

 

そういう状況に身を置いた時の姿勢、

 

それを「学び」に変えられるか。

それとも「成功体験」にしがみつくか。

 

これからの時代は凄まじい速度で変わっていくのだろう。

だから、それに合わせて自らも変わる必要がある。

 

経験を積み重ねるたびに、人は自らの生き方を変えようとはしなくなる。

積み重ねた時間から、ある種の自信を持つようになるからだ。

 

だけれども、私はいつまでも「自分を変えること」をめんどくさがらずにいたい。

 

おそらく、それが「主体的に生きる」ということにつながるから、

 

今回の指摘を素直に受け止められた自分の姿勢から、私はまだまだ大丈夫だなと、そう感じた。

 

この点については、ストイックに自分を変え続けたいと思う。