「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

私にとっての「恋愛」

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私にとっての「恋愛」は天敵そのものだ。

精神的負荷がかかりすぎる。

基本的にトラウマ級の出来事ばかりなものだから、心が拒否感を拭えないのだろう。

 

自分の弱点と向き合うこと、

それが私にとっての「恋愛」なのだ。

 

この歳になって「恋愛」というのも少しずれているのかもしれないが、おそらくこの分野における私の発達は止まったまま、

 

やはり「恋愛」

私にとって女性とのロマンスはまだ「恋愛」のままなのだ。

 

「弱点の克服」

 

行動を起こすことでそれを目指し、コロナ前には活発に活動を続けて、20人ほどの女性たちと出会いを重ねてきた。

その多くとは1on1でのデートを行なっている。

アプリから、紹介から、元同僚、その時の同僚まで、幅広いアプローチで女性との表面的な関わりを紡いできた。

 

表面的にはうまくやれるようになったのだろう。

これだけの経験を積んできたのだから、ある程度のスキルが身につくのは当たり前なのかもしれない。

しかし、気持ちの整え方と言うべきか、精神的な部分ではほとんど進化がないのだろう。

 

私は根本的にオスとしての自分に自信がないのだ。

そして勝手に掲げた「誠実」という看板に振り回されては、核心をつけないまま終わってしまう。

 

気持ちの盛り上がるサイクルが一般的なそれとは違うものだから、相手がサインを出すタイミングを逃し続けて今に至る。

 

いつまで繰り返すのだろうか。

 

私が女性との関係を先に進めることを望む限りは、いつまでも繰り返すのかもしれない。

 

ありがたいことに、このような社会情勢でも毎年女性との出会いの機会は訪れる。

それは私が周りにも結婚を望んでいることを伝えているからだろう。

 

妙なサイクルに心を振り回されながらも、どこかでサイクルの合致する相手と出会える時が来るのかもしれない。

 

自分の気持ち、

相手の気持ち、

 

社交的、社会的に「こうするべき」だとか、そういうテクニック的なもので、関係を先に進めることが苦手なのだ。

 

だから私は「恋愛」と相性が悪い。

 

きっかけなんて化かし合い。

頭ではわかっているはずなのに、

私にはそこに身を委ねることができない。

 

きっと、なるようになるのだろう。

「期待」という名のスパイスは、私の体には少し刺激が強すぎる。