「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

求道者

f:id:tureture30:20220403134257j:image

 

周りの反応を見て思うこと、

 

私は人生を構成するあらゆるパーツに対して、

深く考えすぎなのだろう。

 

ブログを始めてからは特にその傾向が強い。

 

自分の感情を文字として起こし続ける作業。

それは思いのほか強く私に作用している。

 

私が恋愛を天敵としていることは、

必然のことなのだろう。

 

あやふやな感情に思いを傾けた先にある関係、

ある意味では、恋愛とはそういうものだ。

 

だからといって、

ビジネスライクに関係を進めようと思うほど割り切ることはできない。

 

そんな、とてつもなくめんどくさい思考の持ち主、

それが私なのだ。

 

「理想を追い求めて生きる」

 

誰しもそういう面はあると思うけれども、

それを常日頃から意識して生きてはいないだろう。

 

私もそうだ。

日常で理想に思いを馳せる機会は少ない。

 

だけれども、やはりブログ。

前述の通り、ここに毎日、感情を書き続ける行為は、

横道逸れながら進んでいた私の人生をまっすぐな方向へと是正していたのだ。

 

「求道者」

 

私はブログを書き続ける過程で、

理想を追い求めてきたのかな。

 

あまり自覚はなく書き続けていたのだけれども、

人生に対する態度、女性に対する態度、

かなりそれをスラスラと言語化できるようになった。

 

以前書いたかもしれないけれど、

私は「魂のレベル上げ」は「自分と向き合う作業」によって為されると考えている。

 

自分の中の「善と悪」

その価値判断基準を明確にしながら、

それを柔軟にアップデートし続ける。

 

そのためには己の価値観が確固たるものでなければならない。

そして、可能であればそれを言語化できた方がいい。

 

私はブログを通して、

嫌というほど自分と向き合ってきた。

 

だから、多少なりとも、私は私のことを知ったつもりになれているし、私は私のことを人に話すことができている。

それって意外と難しいことなのだと感じる。

 

これまでの「自分の歩み」をつつがなく誰かに語ること。

見栄も気取りもなく、ありのままに伝えること。

それをできるということは、根本的な自信があるということなのだろう。

 

いろいろな経験を積んで、

その経験を地肉に変え続けて、

人は先へと進んでいくのだ。

 

苦悩に押しつぶされそうなこともある。

思うようにいかないこともある。

それでも人は生きなければならない。

 

実りある日々であることを信じて、

歯を食いしばりながら時を重ねていく。

 

困難に直面した時こそ、

未来へと思いを馳せることは忘れずにいたい。