嬉しい変化もあるのだけれども、
なんとも忙しい日々を送っている。
土日の予定は先まで詰まっている。
合間を縫って、彼女と会う時間を作っている状況だ。
仕事を終えた後、平日の夜にまで忙しさを及ぶ。
アドレナリンが出ているときは元気にタスクをこなしていけるが、ふと息をつくと、疲労感がドッと押し寄せてくる。
睡眠時間は確保しているけれど、それでも疲れは取れない。
忙しさが落ち着くことはあまり期待できないため、セルフケアに力を入れるしかない。
誤魔化しながら無理を続けるにもリスクがある。
今の私は、少しばかり躁状態にあるのかもしれない。
遠くへと行ってしまわないために、地に足つけたコントロールを意識せねばならない。
彼女との時間を大事にしたいけれど、まだまだ緊張感がある。
お互いがお互いに気兼ねすることなく、心と体を預けることができたならば、おそらく一緒に過ごす時間が「癒し」へと変わるのだろう。
まだまだそこまでは距離がある。
私は早くそこにたどり着きたいのだけれども、なかなか距離は縮まらない。
難しいものだな。
思いっきり甘えたいし、思いっきり甘えて欲しい。
私はそう思っているのだけれども、彼女もそれを望んでいるのかはわからない。
楽しく過ごせる時もあれば、気を使いすぎる瞬間もある。
肩が触れ合う距離、
そこが私と彼女の最接近距離のままなのだ。
手と手が触れ合う時に意識する。
その手をギュッと握るべきタイミングはいつなのだろうか。
振り返るとチャンスは何度もあった。
その度に私は一歩を踏み込むことができなかったのだ。
慎重になりすぎているのかな。
大事に思えば思うほどに、距離はなかなか縮まらない。
多くの女性との出会いを重ねてきた。
私はモテないわけではない。
だから、アリかナシかの雰囲気を察することができるようになったと、ある程度の自信は持っているけれど、彼女は私と似ていて、自分の気持ちを隠すことがうまいのだろう。
交際に至る自信はあったけれども、ふれあいを望んでいる雰囲気を読み取ることができない。
不器用な二人だからこそ、お互いが牽制しあっているのだろうか。
一歩踏み込むのは私の役目、
それは間違いないのだけれども、相手の気持ちを図るためにはどうすればいいのだろうか。
お互いに、結婚は望んでいるのだろうけれど、彼女がどこまで体の触れ合いを望んでいるのかはわからない。
疲れを癒すために、
まずは彼女との時間を「癒し」に変えたい。
それが最優先事項だ。
このままだと、体がもたない。