基本的に当ブログの野球記事はスワローズ主体で進めてきましたが、流石に衝撃すぎるニュースが飛び込んできたため、こちらをメインに記事を書きます。
昨日のロッテ-オリックスにて、
若干20歳のプロ3年目であるロッテの佐々木朗希が、
28年ぶり、21世紀初となる完全試合を達成しました!
しかも内容が凄まじいです。
球速Max164kmのプロ野球4位タイ記録、
史上最年少での完全試合達成感、
これを1試合で成し遂げたのだから驚きです。
まさに記録づくめとなりました。
加えて、本人にとっては、
初完投、初完封、初のノーヒットノーランが完全試合となりました。
完全試合とは、一人のランナーも出すこともなく勝利することです。
この記録がいかにすごいかを説明しますと、プロ野球では毎年1チームあたり140試合ほどが行われます。
セパ12球団の対戦と考えると6を掛けて年間約840試合が行われることになります。
これが28年ぶりの達成となるわけですから、
840試合 x 28年とするとザックリですが、
約23500試合ぶりに達成されたことになります。
2007年の日本シリーズで、中日、山井→岩瀬の継投での完全試合というのはありましたが、それを考慮してもほぼ達成することのできない記録となります。
しかし、この完全試合すら、もしかしたら「おまけ」なのかもしれません。
さらにすごいのは、13打者連続奪三振のプロ野球記録の方です。
それまでのプロ野球記録は9打者連続です。
それを一気に4人も更新しました!
プロのバッターですからね。
ヒットを考えずに当てようと思えば、当てることはできるはずです。
それを凡打にもさせることなく、13人連続での奪三振というのは奇跡と言って良いでしょう。
「まさに異次元」
おそらくゲームのパワプロでも13人連続で三振を奪うことは難しいと思います。
それを現実で、プロの世界でやってのけるわけですからね。
もう2度と抜かれることのないアンタッチャブルレコードになる可能性は高いです。
あるいは、佐々木自身がまた更新してしまうのか。
その可能性はあるかもしれませんね。
ここからはスワローズ目線。
そうすると気になるのは、同世代の目玉として注目されたスワローズの奥川恭伸!
昨年はクライマックスシリーズで98球での無四球完封を達成して、今年は飛躍のシーズンと期待されましたが、開幕早々に怪我で離脱してしまいました。
今年、佐々木が出てくることはオープン戦の内容からも想像できたので、今年はセパを代表するエース誕生かとの声がありましたが、これで大きく水をあけられた形。
この佐々木の投球は刺激になったことでしょう。
万全の状態で戻ってきて欲しいと願うばかりです。
さて、スワローズも昨日は勝ちました!
ヤクルト2-1巨人
高橋奎二が1失点で見事な完投勝利!
山田にも1発が出ました。
首位巨人に対して敵地での勝ち越しは上々です。
今年の高橋奎二は一番計算できる投手ですね。
このままシーズン通してローテを守って欲しいです。
今は厳しいチーム事情ですが、必ず浮上の時は来ます。
チーム力は確かなものがありますからね。
佐々木の伝説となる完全試合達成!
球界に与えたインパクトは計り知れません。
今年もプロ野球から目が離せませんね!