「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「忙しい」と「心」を「亡くす」

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何に時間を使うのか。

私は「忙しさ」に追われながらも、

そんなことばかりを考えている。

 

「忙しさ」に飲み込まれてしまうと、

「心」を「亡くしてしまう」のだ。

 

目の前の取り組みが、望む未来へと続いていることを信じて、

ただ前に進む。

私にできることはそれしかない。

 

だからこそ、そこに自らの意思がなくてはならない。

主体性をなくした忙しさに追われるだけの人生だったならば、誰の人生を生きているのかわからなくなる。

 

私は、私の人生を生きる。

そのために自ら望んで、忙しさを享受しているのだ。

単に捉え方の違いでしかないけれども、そう思うか否かの差は大きい。

 

ニーチェは、ルサンチマンを超克して、末人から超人になれと、生涯語り続けた。

しかし、その最後は、決して恵まれたものではなかった。

 

自分の可能性を信じ切った先に、必ずしも輝かしい最後が待ち受けているわけではない。

それでも、先に進むしかない。

自らの選択に責任を持ち続けて、歯を食いしばりながら、先に進むしかないのだ。

 

「心」を保ち続けて、

「心」を見つめながら、

「心」を手放すことなく、

自らの意思で進むのだ。

 

その積み重ねで人生は作られていく。

 

側から見たら輝かしくない終わりだとしても、

本人にとって輝かしいものであればそれでいい。

 

そういうものなのかもしれない。

人生というものは。