「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「副反応」が出なくて感じたこと

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先日、3回目の新型コロナワクチンを接種した。

最も副反応が出るとウワサのファイザーファイザー、モデルナのパターンだから覚悟をしていた。

 

しかしながら、熱はほぼ平熱、

腕の痛みはあるものの、その他の症状は、多少の倦怠感くらいしか出なかった。

翌日からは、普段とほとんど変わらない生活どころか、忙しく過ごしている。

 

注射をしてくれた看護師さんから脅されるほど、安静にすることを勧められたのだが、私はどうやら副反応の出ないタイプのようだ。

 

1回目は全くだった。

2回目も倦怠感は強かったが熱は出なかった。

そして、3回目は2回目よりも反応が弱い。

 

そういう体質なのだろうか。

しかし、逆にワクチンが効いているのか不安になる。

 

幸い、コロナ禍になってから、今まで、私は一度も高熱が出ていない。

そう考えると全く問題はないのだろうけれど、これからも大丈夫とは限らない。

 

対策としては、熱が出る前に解熱剤を飲んでおいたことが功を奏したのだろうか。

それにしても、2,3日も高熱で苦しむ人がいる中で、3回目の接種も難なく乗り切れたことは幸いなのだろう。

 

これで私は、ファイザーに問題があった場合も、モデルナに問題があった場合も、どちらの場合のリスクも請け負うことになった。

 

不思議と抵抗はない。

私は私の命に対して、ある程度割り切っているところがあるのかもしれない。

 

精神的と肉体的に一度ずつ死にかけた経験は、私の人生に少なくない影響を与えているのだろう。

結婚して、家族を持つことになれば、この感覚は変わるのだろうか。

 

私がパートナーとして理想とする「強い女性」

ただ格闘技をしているということではない。

精神的に自立しており、困難を自分の力で乗り越えていくことのできる女性という要素だ。

 

そういうパートナーを求めている一つの理由として、私の身に何かがあっても、この人ならば1人でも大丈夫だな、と思いたい。

もしかしたら、そんな意識があるのかもしれない。

 

私は、私のことを「いつ死んでもおかしくない」と思いながら生きている節がある。

命に及ぶ持病を抱えているわけではないし、精神的にも経済的にも安定している。

 

だけれども、漠然と思う「いつ死んでもおかしくない」という感覚。

 

人はいつかは死ぬことになる。

そして、大事な人を看取ることもあるだろう。

 

命に及ぶような経験を経て、

私にとっては「死」が身近になり過ぎてしまったのかもしれない。

 

悪いことばかりではない。

だけれども、人とは少し感覚の違うところがあるのかもしれない。

 

苦しみすらも「経験」だ。

だから副反応に対しても、久々に高熱が出て苦しんだ時に、私は何を考えるのだろうかと、少し興味があったところもある。

 

私は精神的にヤバいのだろうか。

それとも、ヤバいを通り越してまともなのだろうか。

 

「ぴえん通り越してぱおん」

ぱおんって何だ。

 

それと同じように、

私には、私の状態がわからない。