今の私の状況には、坂井泉水さんの真っ直ぐで混じりっ気のない歌詞が、思い切り突き刺さるのだろう。
ZARDのゴールデンベストアルバムを無限ループで聴いている。
こんなにも世界を美しく描き出す歌詞。
透明感のある容姿と歌声も相まって、「世界はこんなにも美しいのだな」と、そう思うのに充分な爽やかさを与えてくれる。
『永遠』
「君と僕との間に永遠は見えるのかな」
『Don't you see!』
「友達に手紙を書く時みたいにすらすら言葉が出て来れば良いのに、もう少しお互いを知り合うには時間が欲しい」
「温もりが欲しくて、人混み歩いた、ブルーな時はそばにいて」
『ハートに火をつけて』
「未来に灯をともし、教会の鐘、君のそばからもう離れない。自分で選んだ道だもの、後悔しないように」
私と彼女の関係は、未来へと続いているのだろうか。
どこまでも、どこまでも、続いているといい。
少なくとも私はそう思っている。
あとは、この思いを共有できるかどうかだ。
少しずつ進むのか。
それとも、急速に進むのか。
焦る素振りを全く見せなかった彼女。
少しずつ、将来を意識したメッセージが増えてきた。
もしかしたら、どこかのタイミングで、私たちの関係は急速に進むのかもしれない。
お互いに、その予感を目の端に置きつつ、
時を紡いでいる。
あとはタイミングだけ。
『Don't you see!』